三洋化成、全樹脂電池の部材 グンゼと量産化で合意 京都 関西 3月9日 三洋化成工業と関連会社のAPB(東京・千代田)は9日、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の部材のひとつである集電体の量産化で、グンゼと合意したと発表した。集電体は樹脂でできており生産にはグンゼの導電フィルム技術を用いる。10月に本格稼働する福井県の工場で全樹脂電池の量産体制を確立するため、3社は今後集電体の供給体制を整える。 同日、3社が大阪市で記者会見を開いた。三洋化成の安藤孝夫社長は「 三洋化成、全樹脂電池の部材 グンゼと量産化で合意
抗菌ニス塗ったシール 石川の高桑美術印刷がブランド 北陸 石川 サービス・食品 3月9日 日本酒や調味料のラベルなどの高桑美術印刷(金沢市)は、抗ウイルス・抗菌効果のあるニスを塗った自社ブランド商品を企画した。第1弾としてドアノブやスイッチなどに貼るシール、マスクケースを発売した。同社にとって初の消費者向け商品となり、新しい販路を開拓する。 ブランド名は「レッテル+(プラス)」。ドイツ企業が開発し、蛍光灯などの光を当てるとウイルスや細 抗菌ニス塗ったシール 石川の高桑美術印刷がブランド
アシックス、女性ブランド「UNOHA」の発表会 関西 兵庫 サービス・食品 3月9日 アシックスは9日、女性ファッションブランド「UNOHA(ウノハ)」の発表会を東京・渋谷で開催した。ウエアやスニーカーなどを展開し、外出時や在宅時など幅広い生活シーンを支える。製品の6割でオーガニックコットン糸などサステナブルな素材を使い、消費者の環境意識の高まりにも対応する。アシックスが女性ファッションブランドを手掛けるのは初めて。発売5年目に50億円の売り上げを目指す。 「ウノハ」はちょっとし アシックス、女性ブランド「UNOHA」の発表会
日本製鉄、敵対的TOBで東京製綱株2割弱取得 3月9日更新 日本製鉄は9日、東京製綱に対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。東京製綱の経営陣が反対した敵対的TOBだったが、応募は買い付け上限を上回り、出資比率は9.9%から19.9%に高まる。資本の力を背景に経営体制の見直しを迫ることになるが、2割弱では経営への関与が限定的で効果を疑問視する声もある。 TOBは1株1500円で8日まで実施し、約214万株の応募があった。上限としていた162 日本製鉄、敵対的TOBで東京製綱株2割弱取得
ユーグレナ、日清オイリオの消防車にミドリムシ燃料 サービス・食品 3月9日 ユーグレナは9日、日清オイリオグループが所有する消防車に、ユーグレナが生産するミドリムシ由来のバイオディーゼル燃料を販売すると発表した。ユーグレナが消防車にバイオ燃料を供給するのは初めて。全国に約2万台ある消防車はディーゼルを使用しているものが多く、バイオ燃料の販売先の一つとして売り込む。 ユーグレナがバイオ燃料を供給するのは、日清オイリオの横浜磯子事業場内にある技術開発センター ユーグレナ、日清オイリオの消防車にミドリムシ燃料
東京の生コン出荷、3カ月連続増 2月 商品ニュース 商品 3月9日 東京地区の生コンクリートメーカーが加盟する東京地区生コンクリート協同組合(東京・中央)がまとめた2月の生コンクリートの出荷量19万201立方メートルと前 東京の生コン出荷、3カ月連続増 2月
東北電力、定額制の住宅設備修理サービス 東北 住建・不動産 3月9日 東北電力は定額制の住宅設備修理サービス「すまい安心サポート」を始めたと発表した。同サービスを手掛けるホームサーブ(東京・千代田)と連携し、戸建て住宅に住む顧客向けに電気設備や水回りの修理を電話で受け付ける。まずは宮城県内から始め、順次対象を拡大する方針だ。 電 東北電力、定額制の住宅設備修理サービス
神奈川県の再エネ導入促進策 電力21社で開始 神奈川 3月9日 神奈川県は9日、地元企業などの再生可能エネルギー導入を後押しする「かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト」で、対象となる再エネ電力プラン27種を公表した。サービスを手がける小売電気事業者は2 神奈川県の再エネ導入促進策 電力21社で開始
丸紅、50年に温暖化ガス「ネットゼロ」 東南アジア 3月9日 丸紅は9日、2050年までに温暖化ガスの排出量をネットゼロにする長期目標を発表した。石炭火力発電所の設備容量を半減させる方針は25年と5年前倒しし、50年にゼロとする。グループ内での植林や二酸化炭素(CO2)回収など新技術の活用を通じ、排出量を削減する。 温暖化ガス排出「ネットゼロ」に向けた行動計画を公表した。国際的に認められた方法を採用することで、ネットゼロの基準を厳格に定めた。外部からの排出 丸紅、50年に温暖化ガス「ネットゼロ」
テルモ「1瓶7回」の注射器量産へ ワクチン無駄なく Think! ヘルスケア 自動車・機械 3月9日 テルモは米ファイザー製の新型コロナワクチンを1瓶から7回接種できる注射器を開発した。3月末から国内で量産し、まず約2000万本を2022年3月末までに生産する。日本人の体形にあわせて針を短くし、本体と一体設計にすることで注射器に残る薬液の量を減らした。通常の注射器では5回、特殊な注射器でも6回しか接種できなかった。政府は医療現場での活用を容認する方向だ。 5日に厚生労働省の製造販売承認を得た。甲 テルモ「1瓶7回」の注射器量産へ ワクチン無駄なく