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グリーンアンモニアの息吹 日揮・旭化成、再エネで生産

グリーンアンモニアの息吹日揮・旭化成、再エネで生産

化石燃料に頼らず製造する「グリーンアンモニア」が実用化の段階に入る。日揮ホールディングス(HD)は旭化成と組んで、国内初の生産実証設備を2024年度に稼働する。発電時に二酸化炭素(CO2)を出さないとして注目されるアンモニアだが、製造には化石燃料由来の水素が使われている。再生可能エネルギーを使うなどCO2ゼロのアンモニアを生み出す挑戦が福島で始まろうとしている。 アンモニアは水素と窒素を合成して…

スシロー、260円の新価格帯導入 31日から「時価皿」も

FOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は29日、回転ずし店「スシロー」で新たに1皿260円の価格帯を導入すると発表した。31日から全国の店舗で提供を始める。他店のすし職人と共同開発した商品などをそろえるほか、価格を固定しない「時価皿」も用意する。商品の高付加価値化に力を入れ、客数の増加と客単価の上昇を目指す。 新価格の260円の商品は「黒皿」として提供する。富山県にあ…

「博多の女」の脱ゼロゼロ融資、西日本シティ銀行が伴走

新型コロナウイルス下の資金繰り支援策である「ゼロゼロ融資」の返済が本格化する。実行件数がメガバンクも抑えて全国最多クラスの西日本シティ銀行では、顧客の経営課題を特定して改善に取り組む伴走型支援が効果を上げ始めた。地元の銘菓「博多の女(ひと)」のメーカーもデジタル化などの支援で、一時赤字に陥った経営のV字回復につなげた。 「最近は卵不足が悩みだと話したら、卵メーカーまで探してくれた」。福岡市の菓子…

旧村上ファンド系、コスモ社長の再任反対 他株主に要請

コスモエネルギーホールディングス(HD)の実質的な筆頭株主で、村上世彰氏が関わる投資会社のシティインデックスイレブンス(東京・渋谷)は29日、コスモHDの6月の株主総会で山田茂社長の取締役選任議案に反対すると発表した。他の株主にも反対を呼びかける。 シティはコスモHDが総会で発動について諮る買収防衛策について「経営陣の自己保身につながり、企業価値向上に資するものではない」と反発している。 コスモ…

サントリーの乱、ビール価格秩序ゆらす 秋の陣を先取り

久しぶりにビール業界が荒波に揺れている。安さを打ち出したサントリーの新商品ビールによって、他社が予想以上の圧迫を受けはじめている。2023年10月の酒税改正に伴うビール減税後をみすえた動きの一つだが、原料高や物価高を度外視したかのようなサントリーの「乱」に他社は不信感を募らせる。家計の節約志向が強まるなか、早くも価格競争が勃発するのか。今後の消費を占う構図が浮かび上がる。 10円安く、出足好調に…

バークシャー、損益改善額で首位 インテルは悪化最大

世界的な金融引き締めや景気減速などで利益を上げる企業の顔ぶれが変わってきた。2023年1〜3月期の世界企業の最終損益を前年同期と比べると、改善額の首位は米バークシャー・ハザウェイだった。上位は金融やエネルギー関連が並んだ。悪化額の上位には米インテルなど半導体低迷が響く電機や、モノの需要が鈍る海運が多い。急ピッチな利上げで景気後退の懸念もくすぶり、先行きの不透明感は増している。 決算発表がおおむね…

テスラ、タイにEV旗艦店 本格参入で中国勢追う

【バンコク=赤間建哉】米テスラは6月にもタイに旗艦店を設ける。首都バンコク東部の商業施設内で主力の電気自動車(EV)を並べ、サービス拠点や部品倉庫も設置する。テスラは2022年12月に正式にタイ市場に参入し、販売が急増している。中国EV最大手の比亜迪(BYD)などタイで先行する中国勢を追い上げる。 地元経済紙ターン・セータギットなどによると、テスラはトヨタ自動車のショールーム跡を改装し、旗艦店と…

「讃岐うどん」に食の多様性 グルテンフリーやビーガン

香川県の県民食、ソウルフードである「讃岐うどん」に、食の多様性の考えを取り入れる動きが進んでいる。地域・企業のブランディングを手がける企業「人生は上々だ」(高松市)が、小麦を使わないグルテンフリー、ビーガン(完全菜食主義者)対応のうどん店を2023年12月に開業する計画を発表。あっとん(同市)は4月から、ビーガン・ハラル対応のメニューを取り入れた。国内では定着した讃岐うどんの魅力を、様々な価値観…

渋谷区、スタートアップ支援深化 起業ビザは国内首位

東京都渋谷区のスタートアップ支援が軌道に乗り始め、参加者の厚みが増している。支援コミュニティーにはメガバンクや人材大手、デベロッパーなど約180社が集まった。外国人が起業しやすいように要件を緩和したスタートアップビザの付与件数は国内トップだ。2月には米グーグルなどの勤務経験がある人材を社長にスタートアップ育成会社も設立した。 渋谷区では2020年4月にスタートアップ支援戦略を担うグローバル拠点都…

メルカリ、鬼門の米国を「抑え込み」 市場が驚く最高益

メルカリの収益体質の改善が実を結んでいる。2023年6月期の連結最終損益は2期ぶりに黒字転換し、創業以来の最高益を見通す。流通総額の減少が続く鬼門の米国事業では、費用の見直しでインフレの逆風下でも1〜3月の赤字幅を抑え込んだ。ただ、かつて1兆円を超えていた時価総額の回復は遠い。市場の評価を取り戻すには米国が縮小均衡から脱し、流通総額が増加に反転することが不可欠になる。 メルカリは4月末、23年6…

広告に便利な所、それはトイレ 1万6000個室で情報流す

商業施設やオフィスの個室トイレが広告媒体に変身している。デジタルサイネージ(電子看板)や印刷したトイレットペーパーを活用。おひとり時間にそっとお邪魔し、ささやくようにアピールする。視線を奪い合うライバルの少なさ、性別など属性によるターゲティング、社会課題の解決などメリットがてんこ盛り。トイレを侮るなかれ、実は広告に「便」利な「所」だ。 東京・銀座の和食料理店「銀座木邑 和食と木のぬくもり」。店内…

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