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今治造船、成長への航路は 「ものづくり記」まとめ読み

今治造船、成長への航路は「ものづくり記」まとめ読み

1970年代まで造船建造量で世界の約半分のシェアを占めた日本勢。中韓勢の台頭で今では2割にまで落ち込んでいます。三菱重工業など名門大手が造船業から手を引くなか、その大手を自陣に引き込み、業界で国内トップに上り詰めたのが今治造船です。日本の造船業に再び輝きをもたらすことができるでしょうか。 (1)今治造船「君らには無理だ」から雪辱 意地の超大型船「君たちには無理だ」。かつて三菱重工業の幹部から投げら…

予備校、変わるなら今でしょ! 一般入試離れで戦略転換

大学受験対策を手掛ける塾・予備校を取り巻く環境が一段と厳しくなっている。少子化や現役志向に加え、12月までに推薦入試などで合格を決める「年内入試」が私立大で主流になり、私立文系対策を主軸にしてきたビジネスモデルが問われている。入試や、高校生・保護者の意識の変化を受けて、塾・予備校業界の変革は、まさに今、求められている。 「なぜこの大学で学びたいかが少し伝わりにくいかも」「テーマに興味を持ったきっ…

オーダースーツ、コロナ下で人気 着用機会減り嗜好品に

スーツの既製品市場が縮小するなか、オーダー品が健闘している。オーダースーツを手掛けるグローバルスタイルは出店を拡大し、売上高が新型コロナウイルス禍前を上回っている。オーダー品は高額で「高根の花」とされていたが、近年は1着2万円台など手ごろな価格の商品が普及。仕事着のカジュアル化に加えコロナでスーツの着用機会が減ったことで、「嗜好品」として楽しむ人が若者を中心に増えている。 23年3月期の青山商事…

日ハム新球場はマーケの実験場 真の価値は「球場外」に

総工費約600億円をかけた巨大施設「北海道ボールパークFビレッジ」が2023年3月30日、北海道北広島市で開業した。目玉は、野球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」だ。日本初となる開閉式屋根の付いた天然芝の野球場で、北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地として使われる。3月14日にはこけら落としのオープン戦が行われ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の期間中で野球への関心が高まる…

インドネシア、観光の「脱・バリ依存」に動く

【ジャカルタ=地曳航也】インドネシア政府は世界的リゾート地として人気が高いバリ島以外の観光地の開拓に注力する。国内の5つの景勝地を「最優先目的地」に指定し、インフラの整備や情報の発信を進める。観光客に多様な選択肢を提供して、バリ島に依存している観光分野の収入を底上げし、経済成長につなげる。 「東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を観光の最優先目的地の一つであるラブアンバジョの振興イベントして…

若手社員と上手に向き合うには?コーチング専門家に聞く

「転職は当たり前」「出世よりプライベート重視」。こうした考えの若手社員が増え、かつての仕事に対する"常識"が通用しなくなった現実に戸惑う管理職は少なくないだろう。新型コロナウイルス禍で多様な働き方が進み、対面でのコミュニケーションの機会は減りつつあるなかで、若手社員とどう向き合っていくか。コーチング事業を手掛けるビジネスコーチの山本佳孝専務に聞いた。 やまもと・よしたか 1983年法政大学法学部卒…

GSK系のかぜ薬営業担当者「自分が客なら」考え抜く

新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた一般用医薬品(大衆薬)のかぜ薬市場にメーカー各社が新商品を投入し、競争は激しさを増している。総合かぜ薬「コンタック」などを販売するグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン営業統括本部の松井宏之さんは、自社商品の営業だけでなく、買い物客の視点に立った提案で取引先からの信頼を得ている。 まつい・ひろゆき ライオンやノバルティスファーマで一般用医…

取締役スキル開示、上場大手に浸透 基準説明など課題も

取締役が備える知識や経験などを一覧にする「スキルマトリックス」の開示が上場企業で広がっている。国内の主要上場企業約300社のうち、開示した企業が290社に上り、昨年より3割増えた。ただスキル項目は会計、法務など伝統的な実務内容に偏り、デジタル化や環境問題など新しい潮流に対応する項目が少ない傾向がある。スキルを持つと判断した基準を明らかにしている企業が少ない課題もみられる。 企業統治助言会社のプロ…

UBE、EVの車体コストを2割減 低価格に一体成型

UBEは電気自動車(EV)の生産コストの削減につながる車体の製造装置を開発した。車体に使う部品の3分の1ほどをアルミで一度に成型できる。多数の部品を溶接する現在の手法よりも車体コストが約2割下がる。欧州企業が開発で先行し米テスラが採用する一方、日本車は導入が遅れていた。新製法の実用化で日本のEVのコスト競争力向上につなげる。 テスラ採用の一体成型、日本で実用化は初 アルミで車体の部品を一体成型す…

フリマアプリの海外利用急増 レア物買い、円安追い風

日本のフリマ(中古品売買)アプリで海外からの利用が急増している。メルカリの海外利用者数は2023年2月に前年同月比約3倍に増えた。海外への配送などを代行する業者を通じ、トレーディングカード(トレカ)といった希少品を買う動きが広がる。新型コロナウイルス流行下で越境EC(電子商取引)の利用が定着したところに、円安の追い風が吹いた。 「大好きなポケモンカードをよく購入している」。中国上海市に住む王さん…

ハーレー日本法人、世界初の認定中古車店 中古車人気で

二輪車大手の米ハーレーダビッドソンの日本法人は1日、埼玉県深谷市にハーレーダビッドソンとしては世界初となる認定中古車店を開店した。半導体不足の影響などで自動車と同様に二輪車でも新車の供給が滞り中古車需要が高まっている。日本法人の基準を満たした認定中古車を販売するほか、メンテナンスにも対応し、新規の固定ファンの獲得につなげる。 同店では走行距離7万キロメートル未満、新車登録から7年以内の車両のうち…

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