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東京・虎ノ門に新駅 「国際新都心」を便利に

東京都港区で6月にオープンした虎ノ門ヒルズのそばに地下鉄日比谷線の新駅ができる。東京メトロによると2020年までに開業する予定。この一帯では東京五輪を見据え、「国際新都心」をめざす再開発計画が目白押し。新駅はその中心として期待されている。

虎ノ門駅とも地下で連絡

新駅の建設予定地は虎ノ門ヒルズの西側にある国道1号(桜田通り)の地下。数百メートル離れた虎ノ門駅とは地下通路で結び、乗り換えをスムーズにする。
森ビルなどは虎ノ門ヒルズの周辺に、インターナショナルスクールや外国人向け医療施設を併設した職住近接型の街づくりに取り組む計画を打ち出している。

狙いは国際金融センター

東京都は金融拠点としての地位を高める「東京国際金融センター構想」を進める構え。虎ノ門はその拠点を狙う。

今年6月、虎ノ門ヒルズの完成会見で森ビルの辻慎吾社長は「虎ノ門は未来の国際新都心」と力説した。今後このエリアで10カ所の再開発を進め、外資系金融機関などを誘致する。
世界が見つめるTOKYO2020 大改造の青写真(10月15日)

ヒルズの飲食店、すでに「国際派」

虎ノ門ヒルズのオフィスのほぼ半分は外資系企業が占めている。入居する飲食店も外国人を意識している様子。

印象的なのは、「箸で食べる洋食」「中華とワイン」「和食バル」など、和(アジア)と洋をミックスした外国人好みの店が多いこと。
ここは「外国人が好きな日本」 虎ノ門ヒルズ探訪(6月21日)

続く再開発、街並み一変の予感

虎ノ門・新橋地区は五輪や規制を緩和する国家戦略特区も追い風となり大型の再開発が相次ぐ。ホテルオークラは旗艦ホテル「ホテルオークラ東京」(東京・港)の本館を建て替え、19年春に営業再開する計画だ。
虎ノ門ヒルズ周辺など再開発1兆円 森ビル、10年かけ(6月4日)

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