2017年11月24日(金)

小柄なテクニシャンが決勝点 ドイツ、総合力で栄冠

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2014/7/14 8:50
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ドイツ、4度目の優勝。延長の末に1-0でアルゼンチンを下した試合をスライドショーで(13日)

ドイツ、4度目の優勝。延長の末に1-0でアルゼンチンを下した試合をスライドショーで(13日)

 180センチ以上の選手が居並ぶチームの中では176センチと比較的小柄なテクニシャンが大会最後のゴールを決めた。延長後半の113分。左サイドをドイツのシュルレがドリブルで駆け上がる。寸分たがわぬクロスを柔らかく胸で弾ませ、ゲッツェが左足を振り抜いた。アルゼンチンのGKロメロの関門をついに突破した。

 この大会3得点、スーパーサブとして定着していた23歳のシュルレは31分の投入。大会序盤は先発を務めていた22歳のゲッツェは88分にピッチへ送り出された。

 今大会、歴代通算最多得点記録(16点)を塗り替えた36歳の御大クローゼの先発定着によって割りを食っていたゲッツェが、そのクローゼに代わって大手柄を立てる。大国ドイツが層の厚さを示すとともに、古い功労者と新たなホープの交代劇を世に示した格好だった。

 試合を引き締めたのはアルゼンチンの出足鋭い守備だった。1次リーグは腰の引けた守りで先行きが危ぶまれていが、大会が進むごとに味方との距離を縮めて編み目をきつくして、ミュラー、クローゼ、エジルといった好調なドイツの攻撃陣をもうまく捕獲した。

 その中心にいた守備的MFマスケラーノは、オランダ戦に続いて出色の出来栄え。周りを動かしながら袋小路に追い込んだボールを、自らぱくっとかすめ取った。

 奪ったあとの組み立ても達者。20分過ぎに、ドイツのMFクロースの不用意なバックパスを拾ったFWイグアインが絶好機を決めていれば、アルゼンチンはドイツを堅守速攻の罠(わな)に落とし込んでいたかもしれない。

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