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迫る大リーグトレード期限 上原ら日本勢の名も
スポーツライター 杉浦大介

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2014/7/7 7:00
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大リーグのトレード期限が7月31日に迫り、補強を目指す球団の動きがそろそろ活発になる時期だ。日本人選手ではダルビッシュ有(レンジャーズ)、上原浩治(レッドソックス)の名前もすでにトレード候補の一人として挙がった。彼らが実際に放出される可能性はどれだけあるのか。そして、日本人以外でも今夏はどんな大物が新天地に移るのか。(記録は5日現在)

ダルビッシュ、地元紙の移籍リストに

「自分の状態がどうであれ、最終的に勝てればよい(のに勝てなかった)。流れが悪いように感じた」

4日にニューヨークで行われたメッツ戦で5回4失点に終わった後、ダルビッシュはそう語った。この試合では敗戦投手こそ免れたものの、レンジャーズは5-6で敗戦。チームは38勝49敗と大きく負け越しており、そろそろチーム解体・再建に動くとの見方も出始めている。

ア・リーグ西地区首位のアスレチックスから16ゲーム差。チーム内のケガ人の多さ、地区レベルの高さを考えても、今後の追い上げは絶望的だけに、早い時期から再建を考えるのは当然だろう。

6月24日、ダラス・モーニングニュース紙は「このままプレーオフ戦線から脱落した場合、主力選手を放出して将来に備える可能性がある」と報道。エルビス・アンドラス、アレックス・リオス、ジョアキム・ソリア、エイドリアン・ベルトレといった主軸とともに、記事内のトレード候補リストにはダルビッシュの名前も含まれていた。

レンジャーズ、トレードで成功体験

ダルビッシュとレンジャーズは2017年までの6年契約を結んでいるが、期間内にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞し、別の年に同賞投票で4位以内に入れば16年終了時点でフリーエージェント(FA)になれるという条項が含まれる(あるいは2位を1度、別の2年で4位以内)。昨季の投票で2位だったため、今季にサイ・ヤング賞を獲得してその条件を満たしてしまう可能性がある。ならば早めに放出してしまおうというプランも理解できなくはない。

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