日本、敗退で必要な反骨心 「脅かす」をテーマに

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2014/6/26 7:00
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日本のブラジルでのひのき舞台はあっけなく終わってしまった。24日(日本時間25日)行われたサッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグ最終戦で、日本はコロンビアに1-4で完敗。今大会1分け2敗の勝ち点1で1次リーグ敗退が決まった。選手たちが自信を持って臨んだ大会で、突きつけられた厳しい現実。前回2010年南アフリカ大会で16強に進出し、その後に就任したザッケローニ監督の下で着実に進化して世界との距離も縮まったと考えられてきたが、それは「幻想」だったかもしれない。

コロンビアに1-4で敗れ、肩を落とす本田(中央)ら日本のイレブン=写真 浅原敬一郎

コロンビアに1-4で敗れ、肩を落とす本田(中央)ら日本のイレブン=写真 浅原敬一郎

岡崎ならではのヘディングシュート

コロンビア戦は14日(同15日)のコートジボワール戦、19日(同20日)のギリシャ戦と比べて、一番いいゲームをしたと思う。縦へのパスが次々に通り、選手たちもゴールに向かって労を惜しまずにどんどん走る。残念ながらこれまでの2戦ではあまり見られなかった勇気、アグレッシブさを、この試合は選手たちが存分に発揮した。

17分にPKで先制されてしまったが、前半で危うかったのはこのシーンぐらい。日本は終始攻め続け、前半終了間際に岡崎のヘディングシュートで1-1の同点に追いついた。

このゴールは日本のカウンターが鮮やかに決まった。中盤でボールを奪うと、右サイドの本田に素早く展開。スピーディーなカウンターというのは日本の攻撃の課題だったが、それができたからこそ、本田の前にはスペースが空いていた。

本田はドリブルでペナルティーエリア近くに持ち込むと、切り返して2人のディフェンスをかわして、ゴール前に飛び込んできた岡崎に左足でクロス。あの位置まで持ち込めたから、精度の高いパスを送ることができた。

もっとも岡崎でなければ、あのヘディングは決まっていなかったかもしれない。相手ディフェンスがマークについていたが、それをかわしてボールに飛び込み、鮮やかにゴールネットを揺らした。岡崎の真骨頂の得点だった。

ロドリゲス投入でコロンビアペースに

だが、日本の流れはここまでだった。コロンビアが後半開始からMFロドリゲスを投入すると、完全にコロンビアペースになってしまった。ロドリゲスはフランスリーグのモナコで活躍する22歳の若きタレント。前半は中盤でのボールのおさまりが悪かったが、ロドリゲスの多彩なパスで決定的なシーンを何度もつくられた。

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