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田中将大はオールスター当確 先発に推す声も
スポーツライター 杉浦大介

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2014/6/23 7:00
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ヤンキース・田中将大の勢いが止まるところを知らない。勝ち星、防御率ともア・リーグのトップで、すでにオールスター選出も確実になった。それどころか、「夢の球宴」ではア・リーグを代表して先発すべきだという声も増えてきている。ローテーションの順番の関係で実際に先発できるかは微妙だが、7月15日に開催されるオールスター戦で、田中が大きな注目を集めることは間違いない。(記録は21日現在)

同じ相手と2度目の対戦でも結果

「打者が慣れるまでは1年目の投手が絶対的に有利」。開幕直後に田中が快刀乱麻の投球を続けると、そんな声が少なからず出ていた。特に田中が最大の武器とするスプリッターは、昨今のメジャーでは投げる投手が少なくなった球種。だとすれば、真価が見極められるのは各球団との2度目の対戦以降という意見も納得できるところではある。

しかし、6月17日に行われた地区首位ブルージェイズとの今季2度目の対戦での投球は、懐疑の声を吹き飛ばすのに十分だった。6回を投げて5安打1失点に抑え、10奪三振は4月4日のメジャー初先発で対戦した際の8奪三振を上回る。

それでも本人は「(全体的に)良くなかった。我慢して低め低めに投げた」と不満げではあったが、ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「彼は特別。(何度対戦しようが)良い球は良い球なんだよ」と手放しの絶賛ぶりだった。

田中投げればヤンキース12勝2敗

これで勝ち星で両リーグトップに立ち、先発した全14試合でクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)をクリア。何より、田中の先発試合でのヤンキースは12勝2敗、それ以外は27勝32敗という数字がその重要度を物語る。チームへの貢献度が考慮され、新人王、サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)にとどまらず、リーグMVPの有力候補という声も聞こえてくる。

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