2019年7月19日(金)

日本サッカー世界への挑戦

フォローする

日本、なりふり構わず勝ち点3を ギリシャ戦
サッカージャーナリスト 大住良之

(1/2ページ)
2014/6/19 7:00
共有
印刷
その他

「もうあとがないのは、みんなわかっている。次の試合は何としてもやらなければ、という気持ちは持っている」(16日、DF今野泰幸=G大阪)

19日(日本時間20日午前7時)にナタルでギリシャと対戦する日本代表。初戦でコートジボワールに1-2で逆転負けを喫したショックから立ち直り、勝ち点3を取るための戦いをすることができるだろうか。

ギリシャDFの猛烈チェックに要注意

相手のギリシャも初戦はコロンビアに0-3の敗戦。ともに勝たなければ生き残ることができない状況であり、厳しい試合が予想される。

コロンビア戦のギリシャは決して守備一辺倒ではなく、ボールを持つと果敢にパスをつないで攻め込んだ。そして何よりも日本が警戒しなければならないのは、相手チームの前線の選手にパスが出たときのギリシャDF陣のチェックが猛烈なことだ。日本のリズムがコートジボワール戦のように悪くパスの出どころが読まれてしまうと、前線の選手にボールが収まらずに苦しい試合になりかねない。

コートジボワール戦はなかなかボールを保持し続けることができなかった。その原因は現象として選手間の距離が遠く、ボールを受ける選手に十分なサポートができなかったことであり、根本的な問題はコンディションにあるようにも思えた。判断が遅く、動き出しが遅れるため、試合の展開に合わせて流れるようにポジションをとる日本の良さが出なかったのだ。

スタイル追うより自分が何をすべきか

アルベルト・ザッケローニ監督は初戦で最高のコンディションにもっていくことをずっと強調していたが、何らかの問題でそれがうまくいかなかったとしたら残念でならない。

だがこの期に及んで、準備しきれなかったことを嘆いても仕方がない。大事なのはギリシャ戦で勝ち点3を取り、なんとしても「生き残る」ことだ。選手だけでなく、監督を含めたチーム全員が100パーセントその点にフォーカスしなければならない。「日本のスタイル」や「自分自身のプレー」を追い求めるのではなく、全員が「勝つためにいま自分が何をしなければならないか」だけを考えることができるかどうかが、この試合の大きなポイントになる。

  • 1
  • 2
  • 次へ
共有
印刷
その他

サッカーコラム

「W杯」特設コンテンツはこちら

電子版トップスポーツトップ

日本サッカー世界への挑戦 一覧

フォローする
7月7日のG大阪戦の後半、ディエゴオリベイラのゴールをアシストし、高萩(左)と抱き合って喜ぶFC東京・永井。眠っていた才能が覚醒したようだ=共同共同

 Jリーグは「折り返し」を過ぎ、7月7日までに全34節中の18節を消化した。FC東京が12勝3分け3敗、総得点28、総失点13、勝ち点39というすばらしい成績で、2位横浜F・マリノス(勝ち点33)以下 …続き (7/11)

南米選手権のエクアドル戦でパスを出す久保建。フル代表でも堂々たるプレーぶりだった=ロイターロイター

 エクアドルに勝ちきることができず、日本代表のコパアメリカ(南米選手権)はグループリーグ敗退で終わった。しかし今大会に参加した若い代表チームは、試合ごとに成長と進化の跡を見せ、最終的には、優勝候補筆頭 …続き (6/27)

エルサルバドル戦の前半、パスを出す冨安。3バックの果敢なプレーが目立った=共同共同

 森保一監督率いる日本代表は、6月5日にトリニダード・トバゴと、そして9日にエルサルバドルと、国内で2つの親善試合をこなし、1勝1分けの結果を残した。
 3月下旬の親善試合から2カ月半、9月上旬に始まる …続き (6/13)

ハイライト・スポーツ

[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。