ダルビッシュ、田中にニックネームがつく日

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2014/6/17 7:00
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11日(日本時間12日)のメジャーリーグは「ジャパン・デー」でした。ダルビッシュ有投手(レンジャーズ)がマーリンズ戦でメジャー初の完封を果たすと、直後に登板した田中将大投手(ヤンキース)もマリナーズ戦で完投勝利。この6月の完投には特別な意味があり、両投手が一段と高いステージに上ったことがわかります。

両投手ともいよいよフル回転

開幕から2カ月たち、両投手ともいよいよフル回転です。この日の球数はダルビッシュ投手が117球、田中投手が110球でした。

メジャーは中4日登板が原則で、その代わり100球が目安ではなかったの?と思われるかもしれません。

確かに100球がめどにはなりますが、実はシーズンの進み具合によって、この制限は案外柔軟に運用されているのです。

レギュラーシーズンは162試合の長丁場です。シーズン初め、4、5月の2カ月は投手も肩の状態をチェックしながらの投球になりますので完投、完封がかかった場合でも、100球前後で交代するケースが多くなります。

しかし6月に入ってくると変わります。ここからオールスターまでの1カ月半はどのチームも10連戦以上が当たり前という厳しい日程になります。

大変なのは救援陣です。勝ち試合、負け試合で出てくる顔ぶれが変わるとはいえ、ブルペンの人数も限られていますから疲れがたまってきます。

ここで先発が完投してくれたら、どれだけありがたいか。ブルペンの分も放ってくれるわけですから、何人分もの仕事をしたことになります。

この時期に1人で投げきったダルビッシュ投手、田中投手はまさにエースの称号に値する存在だといえるでしょう。

10試合以上の先発をこなしたこの時期になると、どこまで無理がきくか投手本人もベンチもわかってきます。ですから、球数制限も緩くなり、120球程度までに収まるようであれば完投もさせるようになるのです。

さて、日本の投手が同じ日に快投をみせてくれたわけですが、それは「たまたま」だったのでしょうか。

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