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シューズ洗ってる? 走りを磨くランナーの習慣
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(4/4ページ)
2014/6/20 7:00
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<クールダウン>サッカー審判の走りは複雑
 私はランナーの指導と並行して、国内外のサッカー審判にランニング技術を教えています。W杯ブラジル大会の開幕試合で主審の笛を吹いた西村雄一さんとも、定期的にトレーニングを重ねてきました。
 マラソンが安定したペースを保ってゴールに向けひたすら前に進むのに対して、サッカー審判の走り方は複雑。アクセルとブレーキ、ハンドルを駆使する自動車の運転に似ています。頻繁に繰り返す加速・減速、信号でのストップ。燃費は当然悪くなります。前方だけでなく後ろ、左右への移動もあり、状況変化に応じたシフトチェンジで小まめにスピード調節。ルートは試合の展開によって決まるので、先読みする戦術眼も必要です。
 選手の動きを追って90分間ピッチを駆け回る審判たち。競技をチェックし続けながら、ステップを踏んだり小刻みなジョグで移動したりして足の動きを止めずに疲労回復。時折深い呼吸をするなどしてリセットし次の展開に備える。選手たちの素晴らしいプレーと併せて、審判の走りにも注目です。

さいとう・たろう 1974年生まれ。国学院久我山高―早大。リクルートRCコーチ時代にシドニー五輪代表選手を指導。2002年からNPO法人ニッポンランナーズ(千葉県佐倉市)ヘッドコーチ。走り方、歩き方、ストレッチ法など体の動きのツボを押さえたうえでの指導に定評がある。300人を超える会員を指導するかたわら、国際サッカー連盟(FIFA)ランニングインストラクターとして、各国のレフェリーにも走り方を講習している。「骨盤、肩甲骨、姿勢」の3要素を重視しており、その頭の文字をとった「こけし走り」を提唱。著書に「こけし走り」(池田書店)、「42.195キロ トレーニング編」(フリースペース)など。

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