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シューズ洗ってる? 走りを磨くランナーの習慣
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2014/6/20 7:00
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レース直前は爪切らないほうがいい

足の爪のケアにも気をつけたいものです。走るときも歩くときも、踏み込んだ足が地面を離れる際には親指の付け根の拇指球(ぼしきゅう)で蹴る力がかかります。そんな最後の瞬間に地面へ力を伝える親指の爪が短すぎたら、一歩一歩のパワーを十分に発揮できないのではないでしょうか。足のグリップ力が落ちてしまうので、レース直前には爪を切らないほうがいいというのが私の考えです。

足の親指の爪は、両サイドの長さに気をつけましょう。特に人さし指側が短いと人さし指に当たって腫れ上がってしまうこともあります。走れなくなる致命傷にならなくても、触ると痛みますし走っている最中も鈍痛を抱えることになります。この部分は切りすぎず、ある程度伸びた状態の方がいいと思います。

ペンチ形の爪切りと通常タイプを使い分け

ペンチ形の爪切りと通常タイプを使い分け

私は2種類の爪切りを使い分けています。特に気を使う親指の両サイドを切るのに使うのがペンチのような形のもの(SUWADAというブランド)。通常タイプのものよりも先端が鋭く、爪の奥深いところまで入り込んで、きれいにカットできます。

プロ野球のピッチャーは、やすりを使ってものすごく繊細に手の爪を管理しているそうです。足で勝負するランナーは、フルマラソン1回で数万歩かけて走る足の先端に気を配りたいものです。足の形、爪の形は人それぞれ。日ごろのこまめなケアで試行錯誤を重ねて、自分にとってちょうどいい爪の切り方を見いだしていってください。

寝ていて足つる、長ズボンで予防

最後に、「よく足がつる」というランナーの悩みについて。多量の発汗や暑さの中でのオーバーペースなどが原因で走行中に起こりますが、注意したいのが寝ているときにつってしまうことです。こうした症状を訴える人は半ズボンで寝ているというケースがほとんどのようです。

明け方に気温が下がるころ、衣服に覆われていない皮膚が体温を奪われて血行が悪くなるのが原因といえます。血流が滞っては疲労物質も除去されにくくなり、変なだるさが残ることにもつながるかもしれません。薄手の長ズボンで脚を覆ってあげることをおすすめします。

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