美走・快走・楽走

フォローする

シューズ洗ってる? 走りを磨くランナーの習慣
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(2/4ページ)
2014/6/20 7:00
共有
印刷
その他

高温・日差しを避けて保管

シューズの素材に使われている繊維やゴムにとって紫外線は大敵。屋外はもちろんのこと、車の中にシューズを放置すると強い日差しを受けてシューズが劣化してしまいます。ひび割れした輪ゴム、劣化したワイパーをイメージしてください。靴底(ソール)がそんな状態になるとクッション性を失ってしまうことは想像に難くないでしょう。

そんなふうになってしまったシューズでは足の動力をうまく地面に伝えられませんし、着地の際の衝撃を吸収できにくくなります。足を保護してくれるシューズが機能しなくなってケガにつながりかねません。洗った後に干すのも、ふだん保管するのも、高温と日差しを避けた風通しの良い日陰を選びましょう。

縦長の靴収納棚で玄関すっきり

縦長の靴収納棚で玄関すっきり

シューズのクッション性は靴底の素材の細かい気泡のような構造で保たれています。ただ、1回履くとその気泡は元に戻るのに時間がかかるようです。できれば1足を履き続けるより2足以上を交代で履いた方が長持ちするようです。

ビジネスシューズなども合わせると靴だらけというランナーも多いことでしょう。玄関に無造作に散乱しているのは感心できません。ホームセンターなどで売っている縦長の収納棚を使うと、通気性も確保できるうえに見た目にもすっきり、アスリートの部屋っぽくなると思います。

ひも結びっぱなしでは機能損ねる

走り終わってシューズを脱ぐ際に、ひもをほどかない人もいるようです。「ひもをほどかなくても履けるし脱げる」との考えかもしれませんが、脱げないからほどくのではありません。毎回ほどいて、つま先の方まで緩めてあげましょう。かかとを潰して履くことなど問題外、シューズが形崩れして機能低下につながるので厳禁です。

ランニングの着地時は地面から受ける衝撃に加えて、足のねじれが生じます。そのねじれによるブレをシューズの構造がうまく補正してくれるのです。この機能は靴底だけでなく、足を包み込む甲部(アッパー)の繊維やひもも担っています。Tシャツを強く引っ張り続けたら伸びてしまいますよね。シューズのひもを結びっぱなしだと甲部の繊維が引っ張られ続けた状態で、ブレ補正のための伸縮力が低下してしまいます。

また、足の大きさは日によって、一日のうち朝夕でも違ってきます。練習のたびに、その日その時の足に合ったテンションでひもを締めて結ぶ。この習慣を大切にしましょう。ランナーにとってシューズのひもを結ぶことは「今から練習開始、よろしくお願いします」とスイッチを入れるという意味があると思います。

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次へ
共有
印刷
その他

ランニングのコラム

電子版トップスポーツトップ

美走・快走・楽走 一覧

フォローする
自立した地域クラブにトップランナーはもちろん、健康志向や楽しみ重視のランナーも集まる

 私が理事長を務めるニッポンランナーズ。設立の起源は女子実業団チーム、リクルートランニングクラブの2001年9月30日の休部まで遡ります。休部の理由は存在意義。「『リクルート』という社名を胸につけて走 …続き (9/12)

ランニングにコツコツと取り組めば進歩を確実に感じ取れる

 今回はランニングの技術論から離れ、生活におけるランニングの役割について書きたいと思います。プレーヤーの人数制限がある競技と異なり、ランニングの大会は制限時間こそありますが、エントリーを済ませれば誰も …続き (7/3)

ニッポンランナーズではミニハードルを使ったスラローム走に取り組んでいる

 あるクリニックで、こんなお父さんの質問がありました。「小学生の息子と親子ランニングをしたいけど、ついてきてくれません」。オーソドックスな回答は「もっとゆっくりしたペースで走ってあげてください」ですが …続き (5/29)

ハイライト・スポーツ

[PR]