2018年7月21日(土)

ウエアラブル競争幕開け ソニー、生活を「見える化」

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2014/5/5 7:00
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米グーグルが4月中旬に眼鏡型の「グーグル・グラス」を1日限定で一般販売するなど、2014年は「ウエアラブル元年」になりそう。腕時計型の「ギア」で矢継ぎ早に新製品を投入する韓国のサムスン電子を含め、今のところ海外勢が席巻している。日本勢はスマートフォン(スマホ)時代到来に後れを取ったが、復活のチャンスはあるのか。

 「今日はほとんど電子書籍を読めなかった」――。スペインのバルセロナに住む女性会社員のアナさん(28)は帰宅すると、スマホのアプリ「ライフログ」をチェックする。先週末に購入して手首に24時間付けているソニーの「スマートバンドSWR10」とスマホが連携し、アナさんの日常を記録している。

 1日に1時間の読書、30分のジョギング、6時間の睡眠などの目標を設定。SNS(交流サイト)などは1時間以内と決めた。日々の達成度のほか、1カ月の平均値を確認することもできる。生活の様子を「見える化」することで、遊びや仕事にメリハリが出てきた。

■歩数や睡眠記録

 ソニーは3月から、欧州など一部の地域でスマートバンドの販売を始めた。価格は99ユーロ(約1万4000円)。今後、日米でも発売する。バンドに仕込んだセンサー部品「コア」で、歩数や走った時間、消費カロリー、睡眠の深さなどを記録する。活動量計の機能に加え、スマホと連携し、位置や天候などの情報も自動で取り込む。SNSや電話の利用、音楽鑑賞、写真撮影なども記録し、日常生活を網羅する。

 現在は独自開発のアプリで13種類の活動を記録するが、今後は「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」と呼ぶ技術仕様を公開し、他社との連携も視野に入れる。

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