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ランニング入門者、失敗に学ぶ長続きの秘訣
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2014/4/17 7:00
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 新年度に入って心機一転、何か新しいことを始めたくなるこの時期、ランニングに興味を持って「自分も走ってみよう」と思う人も多いことでしょう。でも残念なことに、せっかく始めたランニングが長続きしなかったという話もよく聞きます。楽しくて健康にもいいランニングの世界に飛び込んだ人が、長く続けられるためにはどうすればいいでしょうか?

勢いに任せて走りすぎ、やがて疲弊

 ランニングを始めたのに続かなかった原因として、「初めから頑張りすぎてしまう」ことが挙げられます。新しいことをスタートさせた高揚感と新鮮な気持ちから、毎日休まず走り、勢いに任せて速度も上げていってしまう……。

 でも、この勢いはいつまでも続くものではありません。やがて体がくたびれてしまい、練習から遠ざかってしまう人がいます。先走る気持ちに体がついていかない、体が変わるまでには時間がかかるのです。

 こうなってしまわないためには、走る日と休む日を適度に配分することです。例えば2日走ったら1日休むといった具合です。また、走っていくうちに弾みが付いてペースを上げたくなっても、気持ちを抑えてしばらくは同じようなペースで走るのを心掛け、少しずつペースアップしていくのがいいでしょう。ゆとりをもって徐々に体を慣らしていきます。

 まじめな性格の人に多く見られる傾向として、はじめに練習メニューをがっちり固めて、それに縛られてしまうことがあります。「この日は何が何でも○キロ走る」「月間走行距離を絶対に毎月○キロ延ばす」といった目標を掲げ、それができなければ「だめだ、できなかった」と思って嫌になってしまう。目標を定めるのはいいことですが、それが災いしては元も子もありません。

 スタート期はゆったりと、気軽な感じで緩めに入るのがいいでしょう。長い目で見ればそのほうがしばらくするうちに軌道に乗って、ランニング生活が充実していくということが多いと思います。

抑えめのペースでじっくり足腰づくり

 ランニング入門者が挫折してしまう原因では、「思わぬケガをしてしまった」というのもあります。長い距離を走れるような体に変えていくには時間がかかります。しかし、毎回の練習でスピードを上げて走り切ろうとするとケガにつながりかねません。ぴょんぴょん跳ねるようなフォームで呼吸を上げ、体は大きくブレながらも粘りの走りでゴールするといった感じの人は要注意です。

 ペースは抑え気味で60分くらいを目安に走り続け、歩幅(ストライド)は狭めに取るようにします。大きな歯車を力任せに回すのではなく、中くらいのギアを適度なリズムでくるくる回すようなイメージでジョギングを続けるといいでしょう。

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