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ランニングの練習、テーマ意識してメリハリを
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(4/4ページ)
2014/3/27 7:00
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大会のエントリー受け付けは5~4カ月前が一般的。空前のマラソンブームともいわれる昨今、人気レースだとインターネットでのエントリー開始から数時間で定員に達して締め切られるものも。参加する大会に目星を付けて早めに手続きを済ませたうえでトレーニングプランを組み立てていきましょう。

<クールダウン>体の状態をつかみ練習メニュー選択
 サッカー国際審判員の西村雄一さんと沖縄でランニング強化のキャンプをしてきました。6月開幕のブラジル大会でワールドカップ2度目の主審を務める西村さん。1試合で平均13キロ走るといわれるサッカー審判は、日ごろから走りのトレーニングが欠かせません。
 ランニングフォームのアドバイスに加えて、もう一つ役立ててもらっているランナーの視点があります。「疲れを残さず、コンディションが向上する練習」に注意を払いメニューを選択することです。選択肢は「ゆっくり走るべき日」「スピード刺激を入れるべき日」「追い込む日」など。試合で審判を務める際にスピードを出して走ることによる筋肉疲労なのか、慢性的な疲労なのかといった疲労のパターンや、筋肉の状態などから導き出します。
 サッカー審判はシーズンを通して好調を維持しなくてはならない職種。自分の体の状態を冷静につかんで練習メニューのさじ加減を計ることで、体への負担が軽減されて、しかるべき時に最大のパフォーマンスが発揮できるのではないかと思います。

さいとう・たろう 1974年生まれ。国学院久我山高―早大。リクルートRCコーチ時代にシドニー五輪代表選手を指導。2002年からNPO法人ニッポンランナーズ(千葉県佐倉市)ヘッドコーチ。走り方、歩き方、ストレッチ法など体の動きのツボを押さえたうえでの指導に定評がある。300人を超える会員を指導するかたわら、国際サッカー連盟(FIFA)ランニングインストラクターとして、各国のレフェリーにも走り方を講習している。「骨盤、肩甲骨、姿勢」の3要素を重視しており、その頭の文字をとった「こけし走り」を提唱。著書に「こけし走り」(池田書店)、「42.195キロ トレーニング編」(フリースペース)など。

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