2019年1月20日(日)

ジャンプ豪快、演技も洗練 羽生時代の到来

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2014/2/15 10:03
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ジャンプの転倒もあれば、足が止まりかける局面もあった。羽生結弦選手自身も百パーセント満足できる演技ではなかったかもしれないが、この日ばかりは金メダルという結果が全て。日本のフィギュアスケート界に身を置く一人の人間として、歴史が作られた一日にただただ感動した。

金メダルを獲得し、日の丸を背に声援にこたえる羽生=写真 柏原敬樹

金メダルを獲得し、日の丸を背に声援にこたえる羽生=写真 柏原敬樹

五輪という舞台は誰でも立てる場所じゃない。だからこそ、普段通りのパフォーマンスを発揮できないことの方がむしろ普通で、そのタフな状況でいかに耐え抜けるかの勝負になる。その意味では、フリーの羽生選手はしっかりと戦い抜いてくれた。

波乱スタートながら粘り強く着実に

どれだけ調子が良くても緊張はするもの。冒頭の4回転サルコーは跳んだ瞬間は、見ていて「降りられる」と思ったが、少し着氷が流れて転倒になった。次の4回転トーループはしっかり着氷して出来栄え点(GOE)も2点以上稼いだのもつかの間、今度は3回転フリップでバランスを崩して両手をついてしまう。なかなかの波乱のスタートだったと思う。

だが、ここから粘り強かった。ブライアン・オーサー氏の指導の下、普段からミスが出た場合でも気持ちを切らさずに演技を通す練習をしっかり積んでいるのだろう。3連続ジャンプの最後のトリプルルッツが入らずに減点されたものの、後半は着実に要素をこなして出来栄え点も上積みさせた。

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