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田中とイチロー、2人に共通する才能

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2014/1/26 7:00
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新ポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦を目指していた楽天・田中将大の移籍先はヤンキースに決まった。大リーグの投手では史上5番目となる7年総額1億5500万ドル(約161億円)の超大型契約。23日に記者会見した田中は「世界一をつかむための戦力になりにいく。チームの勝利に貢献したい」と決意を述べた。田中が中学時代に所属していた野球チーム「宝塚ボーイズ」の監督で、オリックス時代にはイチローの打撃投手を務めていたこともある奥村幸治氏は、大きく成長したかつての教え子について「イチローと同じような才能を持っている」と指摘している。

奥村幸治氏

奥村幸治氏

指示出さなくても、周囲の状況判断

――田中の移籍先がヤンキースに決まった。イチローが移籍しなければ2人は今年、同じピンストライプのユニホームを着ることになる。

「イチローが大リーグに行っただけでもすごいと思っていたのに、まさか田中までも行くとは思っていなかった。しかもこのままなら今年、2人がヤンキースという名門チームで一緒にプレーする。僕と関係があった2人がこうした巡り合わせになるのは不思議な縁を感じる。2人が一緒にグラウンドに立っているところをテレビで見られるかもしれないと思うとワクワクする」

――中学時代の田中はどんな性格だったか。

「キャプテンをしてもらっていたが、先頭に立って周りの選手を引っ張っていってくれた。こちらから指示を出さなくても周囲の状況を判断でき、チームメートに様々な影響を与えられる選手だった」

指先の感覚優れ、ボールの扱いうまく

ヤンキース入りが決まり、記者会見する田中=共同

ヤンキース入りが決まり、記者会見する田中=共同

「中学3年のときに関西選抜チームの一員としてある大会に出たことがあったが、相手もその地区を代表する打者ばかりなのに、変化球をまったく投げずに直球だけで勝負したことがあった。すごく負けず嫌いで、自分の力がどこまで通じるか試したいという意識がものすごく高い選手だった」

――そのころからボールは速かったか。

「中学3年のときには130キロを超えていたから、速いほうだったと思う。そして指先の感覚が優れていて、ボールの扱いがものすごくうまかった。器用だった」

――田中は中学時代からメジャー志向はあったか。

「メジャーに行きたい、ということを聞いたことはなかった。おそらくプロ入りして1、2年目もそんな考えは持っていなかったと思う。日本で実績を積むうちに、夢が徐々に膨らんでいったのではないか」

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