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大リーグ薬物問題、ドタバタ劇演じるA・ロッド

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2014/1/21 7:00
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薬物規定違反による出場停止処分を巡り、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)が米大リーグ機構(MLB)と繰り広げている争いは、米メディアに「ソープオペラ」と揶揄(やゆ)されている。ソープオペラは昼間に放送されるメロドラマで、次から次へとありえない展開でストーリーが進んでいく。ロドリゲスが"演じる"このドタバタ劇が1月11日、新たな局面を迎えた。仲裁人が、プレーオフを含む2014年シーズン全試合の出場停止という裁定を下したのだ。

裁定文書公開、問題の経緯明るみに

シーズン全試合は大リーグ史上、最長の出場停止処分となる。ロドリゲスは13日、処分撤回を求めてMLBとMLB選手会を連邦地裁に提訴した。判決が出るまで1年近くかかるとされており、今季プレーできないのは確実だ。

13日の提訴が何ともお粗末だった。前夜、ロドリゲスに薬物を提供していたフロリダ州のクリニックの元オーナー、トニー・ボッシュ氏がテレビ番組でいろいろと暴露していた。「仲裁人の出した裁定文書の一部は秘匿にしたい」というロドリゲス弁護団の要求を、「世間の関心、既にテレビで公開されていることを考えると、一部だけ秘匿など難しい」と裁判官が一蹴。そのため訴状に添付された裁定文書が公開となり、ロドリゲスの薬物問題に関わる経緯が明るみになった。

詳細な摂取計画、薬物検査対策も

裁定文書がさらけ出したロドリゲスの行動は、まるでB級映画のようだ。摂取した薬物はキャンディー状やボディークリーム状のテストステロンと、ヒト成長ホルモンなど。毎日の詳細な摂取計画まである。10年から購入を始め、12年からはボッシュ氏と個人契約。「ロケット」「グミ」などの隠語で薬物を表現しており、密に交わしたテキストメッセージにはドーピング検査対策まであった。

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