お得なだけじゃない二世代住宅 相続争いに注意
ファイナンシャルプランナー 久谷真理子氏

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2014/1/17 7:00
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 自宅の建て替えを考えていたところ、別居している息子から二世代住宅にして同居しようと提案されました。息子が住宅ローンを組むといいます。賛成するつもりですが、二世代住宅ならではの注意点があれば教えてください。(神奈川県、男性、65)

二世代住宅には経済的なメリットが大きく2つあります。まず家を建てる費用。子どもがローンを組むなど建築資金を負担すれば、親の老後資金に余裕ができます。子どもも親が持つ土地を活用できる分、負担が少なくなります。

もう1つが相続税を抑えられることです。子どもが親と同居していることなどの条件を満たせば、相続する自宅の土地の評価額が8割減になる「小規模宅地等の特例」の適用を受けることができます。

2015年からは対象となる土地面積の上限が現在の240平方メートルから330平方メートルに引き上げられます。今年からは住宅構造の要件も変わりました。登記の仕方にもよりますが、内部で行き来できる構造が前提でなくなったので、魅力を感じる人は多いでしょう。

気を付けなければならないのは将来の相続です。子どもが2人以上いる場合は家を建てる前に、親の資産を子どもにどう分けるか方針を決めておかないと、相続時にもめる原因になりかねません。

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