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仲間と駅伝 冷静にタスキつなぎ個の力発揮
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(3/4ページ)
2014/1/16 7:00
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中継ライン届く前に渡してはダメ

今年の箱根駅伝、優勝した東洋大の選手たちの腕には「その1秒を削り出せ」と書かれていました。優勝争いはもちろんですが、わずか数秒の差でシード校と予選会出場との明暗を分けるというケースが多々あります。

箱根駅伝でスタートした各大学の選手ら(1月2日、東京・大手町)

箱根駅伝でスタートした各大学の選手ら(1月2日、東京・大手町)

「往路・復路合計8回の中継で数秒ずつ短縮できたら……」という領域の勝負にもなってきかねません。タスキつなぎも疎かにはできないわけですね。

タスキをつなぐ中継所のラインに前走者が到達した時点でタイムを計測します。トラックのリレー競技のように大きく助走することはありませんが、ラインに届いていないタスキを受け取ることはできません。

ある実業団の大会で選手が中継所の手前で転倒、まだラインに届いていなかったのですが、次の走者は手を伸ばしてタスキをつかみ取って走り出しました。そのチームは残念ながら失格となってしまいました。

スタートまでの段取りにゆとりを

市民ランナーが駅伝を走る場合、ランニングクラブでチームを編成するのをはじめ、他のスポーツサークル、職場、ご近所さん、同窓会の仲間同士で参加することもあるようです。

メンバーを募るにあたって気を付けたいのは、入賞を狙っていくのか、楽しむことを重視するのか、目的をはっきりさせること。あやふやなまま出場してしまうと、せっかくのイベントが盛り上がりに欠けることもあります。

仲間に迷惑をかけないか心配になったり、無理をしてしまったりすることのないように、チームの温度(テンション、走り方)をはっきりするようにします。雨でも出場する気があるかどうかなど、メンバーの間で意思確認をしておいたほうがいいでしょう。ケガや体調不良に備えて補欠要員を確保することも必要かもしれません。

先日、私たちのクラブは地元開催の駅伝大会に出場しました。複数チームを組んで出たのですが、チーム名は「ニッポンランナーズA」「~B」とかでは味気ないので「クラブ名+新幹線の名前」など特色をつけてメンバーが一体感を味わえるようにしています。

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