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仲間と駅伝 冷静にタスキつなぎ個の力発揮
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(2/4ページ)
2014/1/16 7:00
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自分のできる最大限の仕事をし、あとは次の走者がやってくれると信じて自分の走りを貫くこともチームワークではないでしょうか。

ウオームアップで速い動き、心拍数上げておく

私はよく「走りに起承転結を設けましょう」とアドバイスします。走り始めは慎重に、体がほぐれてきたらペースアップします。周りを見渡して、ついていけそうなランナーがいたらうまく利用してついていきます。中盤はリラックス。ゴールまで近い距離になってきたら、ここからピッチを上げて力を振り絞ります。そして、励ましの声をかけてタスキを渡す。

短い距離の区間の場合には走り始めから速いペースでの展開が予想されます。ウオームアップ時には50~100メートルの流し(全力の80%くらいのスプリント)を3~5本入れましょう。

写真1 タスキの端をもう一方の端の穴に通して輪にする。抜けないように固結びでコブを作る

写真1 タスキの端をもう一方の端の穴に通して輪にする。抜けないように固結びでコブを作る

あらかじめ速い動きにより心拍数を上げる、呼吸を上げるといった準備をしておくと、ゆとりをもって走り出せます。体操・ストレッチと簡単なジョギングだけでは体がびっくりして硬直してしまい、最後まで力を出し切れなかったということにもなりかねません。

両手でタスキ広げ、真ん中つかんでもらう

駅伝で使われるタスキ。各チームのカラーで作られていたり、チーム名が刺しゅうされていたり、お守りを縫いつけていたりすることもあります。このお正月の駅伝でチェックしましたが、刺しゅうを施したタスキは名前が逆さになることなく、しっかりと正面を向いて読まれるように肩から掛けていました。

タスキを受け取ってから一目散に走り出すのではなく、「冷静に、心を落ち着かせてタスキを見つめ、上下裏表を正して肩に掛けて走りなさい」という教えも込められています。

タスキは一方の端にボタンホール状の穴が開いているものが多いです。もう一方の端をここに通して輪を作ることでサイズを調節できるようになっています。渡すときには輪を大きく広げて次の走者に渡します。タスキの端が穴から抜けてしまわないよう、固結びでコブを作っておきます。(写真1

渡すときにはタスキを両手で広げて、次の走者に真ん中をつかんでもらえるように渡します。このほか片手でタスキを垂直にぶら下げて、次の走者が横からつかみ取るというスタイルを伝統としているチームもあります。

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