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仲間と駅伝 冷静にタスキつなぎ個の力発揮
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(1/4ページ)
2014/1/16 7:00
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 マラソンを走る仲間と一緒に初めて駅伝に出場したら、いつもの自分の走りができなかった――。そんな経験、ありませんか? ランニング人気に伴って市民ランナーも気軽に参加できる駅伝大会が増えてきました。タスキをつなぎチーム一丸となってゴールをめざす。仲間との絆を深めつつ駅伝を楽しく走りましょう。

折り返しや周回コースの大会も

チームの仲間に励ましの声とともにタスキをつなぐ(1月1日の全日本実業団駅伝)=共同

チームの仲間に励ましの声とともにタスキをつなぐ(1月1日の全日本実業団駅伝)=共同

 かつて駅伝大会は大きなコースを描き、中継所が分散するタイプが主流だったと思います。各中継所への選手の移動や荷物の運搬も大変でした。近年は中継所が1カ所もしくは比較的近接した場所にコンパクトにまとめられていて、折り返しや周回コースで展開する大会スタイルが増えてきています。

 折り返しコースの場合、ライバルチームとすれ違う瞬間だけはポーカーフェースで余裕の表情を装うなど心理的な作戦を駆使することも。観戦する側からすると同じ場所で何度も応援できるといったメリットがあります。

 1人がある区間を1回だけ走る、テレビ中継でよく見るのと同じような純粋な駅伝もありますが、近ごろはリレーマラソンと称した、1~2キロ程度の周回コースを最大10人程度のチーム編成で走り、1人が何周しても何回走ってもOKというスタイルも増えてきました。

 距離はフルマラソンの42.195キロを走破するとか、12時間や24時間の耐久レースで総走行距離を競うといった大会もあります。

落ち着かない条件そろう中継所

 駅伝を走るときに気をつけたいのが、まずスタートで冷静さを忘れないこと。自分一人で走るマラソンとは異なり、落ち着かない条件がそろっています。係員からナンバーを呼ばれるのを待つ緊張感、スタート準備中にも他チームが相次いでタスキ渡しする慌ただしさ、飛び交う応援の声……。

 走り始めからオーバーペースになってしまいがちです。タスキをもらったら正しく肩から掛けることを思い出すなどして気持ちを落ち着けましょう。

 初めから突っ込んでいくことが勇気とは限りません。特に他のチームと並走したままタスキを受けた際には冷静さを失いがち。他チームから後れを取ってしまった状況では、何とか自分が挽回しなければと、つい力んだ走りになってしまいます。

 自分の走力を理解したうえで、受け持ち区間のトータルで見て最高の走りができるようにしたいものです。ライバルチームに食らいついていくことが必ずしも勇気とはいえません。じっとこらえて、自分のペース、レースの組み立てを貫くことも勇気です。

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