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ザッケローニ監督「W杯、良い内容と結果の両方を」

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2014/1/1 7:00
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今年6月、ブラジルで開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)で日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ監督(60)に新年の抱負を聞いた。5大会連続出場となる日本代表には2002年日韓大会、10年南アフリカ大会のベスト16を超える活躍が期待される。「日本代表史上最強」ともいわれるチームを預かる監督の胸中やいかに。

新年の抱負を語るザッケローニ監督

新年の抱負を語るザッケローニ監督

3年間でチーム力、組織力が急成長

――W杯イヤーを迎えた心境を。

「ポジティブな心境でいる。この3年間でチームの成長を実感している。チーム力、チームとしてのパーソナリティー、プレーの組織力が急激に成長したと実感している」

「ただ、ファンの皆さんに伝えたいのは、昨年10月の東欧遠征で2連敗した時点では代表チームはW杯の準備が進んでいないという意見があり、逆に、11月のベルギー遠征が(オランダと引き分け、ベルギーに勝って)終わると、今度はどんな相手と試合をしても可能性があるというか、勝てるのではないかというような雰囲気になっていること。私はどちらも違うのではないかと思っている」

――結果だけに一喜一憂するのはおかしいと。

「当然、このチームに対する期待度は私自身も高いし、心身ともに100パーセントの状態で試合に臨めれば、例えば世界のトップ10と対戦しても引き分けられる可能性はある。時には勝てる可能性もある。しかしそれは、われわれが100パーセントの状態なら起こりうることであり、60パーセントしか出せない試合ではそういう状態から引き分けや勝ちに持ち込める(底力のある)チームにはなれていない。結局14年1月からW杯が始まるまでの6カ月の目標は、いかにチームを100パーセントの状態にして本番にぶつけられるかというところに懸かってくると思う」

3つの大きなターニングポイント

――チームは3年間で成長したという話だが、振り返ってターニングポイントは。

「やはり試合前の準備がしっかりできたとき、まとまった日数があってトレーニングできたときには成長しているなという実感がある。特に、フィジカルコンディションがいい選手が代表に合流したときは成長の度合いが高まったと思う。例えば、11年8月の札幌の韓国戦は最初の良いサインがあった試合だった。特に前半。非常に良いパフォーマンスをして3-0とリードできた。ただ、試合後は選手をすごく怒ったのだけれど。前半のリードで満足してしまって後半、すごく緩めてしまったので」

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