郵便投票とは
9月30日
郵便投票についてトランプ大統領は「不正の温床だ」と批判してきました。票が紛失したり外国勢力の選挙介入が起きやすくなったりすると指摘しています。
郵便投票は有権者が当局に申請し、送られてきた投票用紙に記入して返送する仕組みです。新型コロナウイルス対策として全米の大半の州が採用しました。世論調査では、バイデン氏支持者の47%が郵便投票を活用すると回答し、トランプ氏支持者の11%を大きく上回っています。2016年の大統領選での郵便投票の割合は約20%との推計がありますが、今回これを大幅に上回るのは確実です。トランプ氏は郵便投票が広がれば民主党の支持基盤である黒人や若者の投票が増え、自らが不利になると考えているようです。
トランプ氏はもし投票で負けても「何が起きるか見る必要がある」と述べ、平和的な政権移行をするかどうか確約を避けました。11月3日の投開票後も混乱は続きそうです。
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