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安定のベテラン集団・横浜M J1の荒波乗り切るか
サッカージャーナリスト 大住良之

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2013/11/29 7:00
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今季の横浜Mの主力には、信じがたいほどの高年齢な選手が並んでいる。

平均31.36歳の11人でほぼ戦い抜く

優勝へ大きく前進した11月23日の磐田戦の先発は、GK榎本哲也(30歳)、4バックのDFは右から小林祐三(28歳)、栗原勇蔵(30歳)、中沢(35歳)、ドゥトラ(40歳)、MFはボランチに富沢清太郎(31歳)と中町公祐(28歳)、右サイドに兵藤慎剛(28歳)、左に斎藤(23歳)、トップ下に中村(35歳)、そしてワントップにFWマルキーニョス(37歳)。先発11人の平均年齢は31.36歳(相手の磐田は27.09歳)だった。

そしてさらに信じがたいことは、1シーズンをほぼこの11人で戦い抜いたということだ。

開幕から6連勝と好スタートを切っても、周囲は「途中で息切れするか、主力が負傷して戦力が落ちる」とみていた。実際、4月下旬から5月上旬にかけては4試合勝利なし(2分け2敗)という時期もあり、大宮に、そして後には広島に首位をキープされた。

しかしそれでもずるずると順位を落とすことはなく、今季の最低順位は、第15節と第16節終了時(7月前半)の4位。第21節(8月中旬)に首位を取り戻すと、以後2回広島に取って代わられたが、1節で首位の座を奪い返している。

水曜日にも試合がはいる「連戦」が多かった今年の夏に、横浜Mは粘り強く勝ち星を重ね、首位を守ったのだ。

ベテランの自己管理、若手の手本に

中村や中沢、そしてドゥトラ、マルキーニョスといった超ベテラン選手たちのプロフェッショナルな自己管理がチームに与えた影響も大きかったに違いない。誰よりも早く練習場に来て、誰よりも遅く練習場を出る中村の姿勢は、中堅や若手にすばらしいお手本となったはずだ。

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