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安定のベテラン集団・横浜M J1の荒波乗り切るか
サッカージャーナリスト 大住良之

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2013/11/29 7:00
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「世界中で、Jリーグほど難しいリーグはない。上位、下位の力の差がほとんどなく、どんな結果でも起こりうる」(浦和レッズのミハイロ・ペトロビッチ監督)

大詰めのサッカーJ1。11月23日までに全34節のうち32節を消化、残り2節の時点で、横浜F・マリノスが圧倒的優位に立った。

首位から4位まで未曽有の大接戦

23日の第32節を迎えた時点で、首位横浜Mが勝ち点59、以下2位浦和58、3位サンフレッチェ広島57、そして4位鹿島アントラーズ56と、優勝争いは緊迫していた。

首位横浜Mは、大黒柱のMF中村俊輔が10月下旬に胆のう炎で戦線を離脱、第31節の名古屋グランパスとのホームゲーム(11月10日)を欠場すると1-2で敗れた。2位浦和が追加タイムの失点でベガルタ仙台と3-3で引き分け、かろうじて首位を守ったものの、残り3節の時点において勝ち点1差ずつで首位横浜Mから4位鹿島までが接近するという未曽有の大接戦となったのだ。

だが11月中旬に日本代表のベルギー遠征があり、翌週の週末にJリーグがなかったことは、中村のコンディションを考えると大きかった。

横浜Mは20日に日本フットボールリーグ(JFL)の長野パルセイロと天皇杯の4回戦を戦い、延長の末2-1で勝った。この試合の69分から延長戦まで61分間プレーしたことで、中村は週末のJリーグに備えることができた。

中沢が決勝点、磐田相手に勝ちきる

その週末の23日、横浜Mはジュビロ磐田とのアウェーゲーム。すでにJ2降格が決まっている磐田を相手に、前半から圧倒的な攻勢に出たが、磐田も粘り強く守り、なかなか得点を記録することができない。しかし69分、左CKを得ると、中村のキックにニアポストでFWマルキーニョスが合わせてヘディングシュート。磐田GK八田直樹が防いだものの、リバウンドにDF中沢佑二がいち早く反応、左足で蹴り込み、1-0で勝ちきった。

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