日本サッカー世界への挑戦

フォローする

W杯まで残り半年 光明見えたザックジャパン
サッカージャーナリスト 大住良之

(2/5ページ)
2013/11/22 7:00
共有
印刷
その他

ただ、そこからルカクが左足で入れたクロスは弱く、逆サイドからカバーしたDF酒井高徳(シュツットガルト)が簡単にクリアできそうだった。

ところが、酒井高は背後からベルギーMFミララスが迫っていたのに気がつかなかった。スピードを落としてボールをコントロールしようとした酒井高の前にミララスが体を入れ、無人のゴールに流し込んでしまったのだ。

「試合の入り方に問題がある」

「試合の入り方に問題がある。修正が必要なポイントだ」

試合後、アルベルト・ザッケローニ監督はそう分析した。相手にプレゼントするような失点は、ワールドカップでは絶対にあってはならない。半年前の時点でその「病巣」が明白になったのは、このシリーズの大事な収穫の一つだった。

16日にベルギー東部のゲンクでオランダ(FIFAランキング8位)と、そして中2日で19日にブリュッセルでベルギーと対戦した日本代表。

オランダ戦は早々と2点をリードされた後、前半終了間際にFW大迫勇也(鹿島)が1点を返し、60分にはMF本田圭佑(CSKAモスクワ)が同点ゴールを決めて2-2の引き分け。そしてベルギー戦では、1点のビハインドを37分にDF酒井宏樹(ハノーバー)のクロスを柿谷が頭で決めて同点とし、53分にはMF遠藤保仁(G大阪)のパスを受けた本田が右足でたたき込んで逆転した。そして岡崎のゴールで3点目も決めた。

ベルギーはワールドカップの欧州予選A組で10試合を戦い、失点わずか4という堅守のチーム。守備の中心であるコンパニーを欠いていたものの、その相手からの3点を含めて、強豪を相手にした今回の遠征2試合で5得点。ともにワールドカップ出場を逃したセルビアとベラルーシを相手に1点も取れなかった10月の2試合とは大きく違う結果となった。

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ
共有
印刷
その他

サッカーコラム

電子版トップスポーツトップ

日本サッカー世界への挑戦 一覧

フォローする
残り3節となったJ1。FC東京は9日の磐田戦に勝ち、勝ち点差1で首位に立つ=共同共同

 Jリーグ1部(J1)は11月10日までに31節を消化、残りわずか3節となったが、優勝争いも残留争いも大混戦。予断を許さない状況にある。
 優勝争いでは、第31節に首位鹿島アントラーズが4位川崎フロンタ …続き (11/14)

決勝進出を決め、サポーターの歓声に応える槙野(左端)ら浦和イレブン=共同共同

 浦和レッズがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で決勝進出を果たした。
 準決勝で中国の広州恒大と対戦した浦和は、10月2日のホームゲームを2-0で快勝。23日に広州の天河体育中心体育場に乗り込むと …続き (10/31)

タジキスタン戦の後半、ヘディングで先制ゴールを決める南野=共同共同

 ワールドカップ「カタール2022」を目指す日本代表が順調に勝利を重ね、アジア第2次予選勝ち抜きに大きく前進した。

 ホームの埼玉スタジアムでモンゴルを6―0で下した5日後の10月15日、日本代表はアウ …続き (10/17)

ハイライト・スポーツ

[PR]