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求められる結果…マンU・香川突き動かす危機感

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2013/11/21 7:00
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イングランド・プレミアリーグは11節を終えて、アーセナルが勝ち点25で首位、リバプールが同23で追う展開になっている。この序盤戦で最大の話題となったのが昨季の覇者、マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点20で5位)の足踏みだ。

27年間、チームを率い、リーグ戦で13度、優勝に導いたファーガソン監督が昨季限りで退任した。エバートンを指揮していたモイズ監督が後を継いだが、9月までの6試合で2勝1分け3敗とつまずいた。

欧州CLで勝てないと悟ったマンU

その話をする前に、近年のマンUのチーム状況について振り返っておいたほうがいいだろう。ファーガソン前監督のサッカーはオーソドックスなものだが、イングランド流に単純に縦に蹴ってしまうわけではない。なるべく早くサイドにボールを持っていき、外から攻めることを重視していた。

しかし、そのサッカーではもう欧州チャンピオンズリーグ(CL)では勝てないと悟ったのだろう。バルセロナ(スペイン)、ドルトムント(ドイツ)などは流動的でモダンなサッカーを身につけている。

ファーガソン監督は自分たちの限界に気付き、世界の最先端のサッカーを取り入れていこうと考えて、ドルトムントから香川真司を獲得したのだと思う。

短いパスで流動的なサッカー目指す

布陣が4-4―2でも、4-2―3-1でもマンUはサイドのMFにバレンシアやヤング、ナニなどウイングタイプの選手を置いてきた。そこに香川を配してアレンジしようというのが昨季のマンUの狙いだった。

左MFの香川には自由を与えて、中央に入っていくことも許した。そこで変化をつけてほしいということだったはずだ。それまでのマンUには変化をつけられる選手がルーニーしかいなかった。そこに香川を加えることで、短いパスを織り交ぜながら流動的に動くサッカーを目指した。

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