ブラジルW杯、キャンプ地選びでもう「開幕」
サッカージャーナリスト 沢田啓明

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2013/11/15 7:00
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2014年ワールドカップ(W杯)組織委員会が10月29日、大会期間中に各国代表がブラジルでキャンプ地として使用可能な候補地83カ所を発表した。国際サッカー連盟(FIFA)は、この中から参加国が来年1月30日までにキャンプ地を選ぶことを義務付けている。

広大な国土、地域で気温・湿度に大差

候補地の大半は、サッカークラブの練習場と近隣のホテルがセットになっている。しかし、ビッグクラブの中には練習場の敷地の中に宿泊施設を備えているところがあり、逆にリゾートホテルが練習場を所有しているケースもある。

ブラジルは、南米大陸の約半分を占める広大な国だ。南北に長く、地域によって気温や湿度がかなり異なる。また、練習場や宿泊設備の質、治安、交通アクセスなども一様ではない。

大ざっぱに言うと、気候はサンパウロ以南が温帯で、リオデジャネイロ以北が亜熱帯もしくは熱帯。内陸地は乾燥しているが、海岸沿いは湿気が多い。また南部の方が概して施設が充実しており、交通の便も治安も良い。

ブラジルはリオ郊外の施設を根城に

候補地83カ所のうち、約3分の2にあたる53カ所がサンパウロ以南にある。地元紙は「参加国の多くがサンパウロ以南とミナスジェライス州(中部だが内陸地にあるので気候は温暖)を選ぶのではないか」と予想している。

すでにキャンプ地を決定していたり、"内定"していたりする国もある。

開催国ブラジルは、リオ郊外にある代表専用のトレーニングセンターを根城にする。広大な敷地の中に練習施設と宿泊施設があり、周囲の雑音を完全にシャットアウトできる。決勝まで残らない限りリオでプレーすることはないのだが、試合地がどこであれここを拠点とし、試合の2日ほど前に移動する予定だ。

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