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レース目前、マラソンで勝負強い人の5つの傾向
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2013/11/14 7:00
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11月下旬から12月上旬にかけては1年の中で最も多くのランナーがフルマラソンに出場するシーズンです。私は実業団の指導者から、多くの一般ランナーを指導する立場に移って12年になりますが、レースを目前に控えてランナーはどういう心理に陥りやすいのか、どういう人が成功を収めるのかといった全体像が見えてきました。今回はレース本番で良い結果を出せる人、そうでない人の傾向を比べてみたいと思います。

物の力や人の助けに依存しすぎない

これまで重ねてきた練習の成果を発揮するために大切なのは、何事にも平常心を保ち続けることです。今年の夏の甲子園、初出場で優勝した前橋育英高の荒井直樹監督は「凡事徹底」が座右の銘だそうです。特別なパフォーマンスを発揮するという事ではなく、非日常の大舞台に立っても、いかに普段通りの事ができるかどうかが勝負なのです。

ランナーの中には百点満点の結果を狙うあまり、レース直前期に特別なことをしようとする人も見受けられます。普段はしたことのないような練習のパターン、食生活などに手を出してしまいます。また緊張が高まったり精神的に追いつめられたりするために、そうなってしまうこともあります。物事が手につかず、普通を貫くことがなかなかできません。

平常心を保てない人の特徴として「○○依存」が挙げられます。力を発揮するためには、ストレッチなど自らのケアで疲れを抜くとか、コンディションを整えていくことが本来の姿ではないかと思います。ところがマッサージへ通う頻度が増えたり、サプリメントに頼ったりということになりがちです。

ある程度までは必要かもしれませんが、物の力や人の助けにあまり依存しすぎると精神的には弱くなります。マラソンは最終的には体が資本、自分自身が戦う武器となる競技です。自分で自分を磨き上げるということの大切さを見失わないようにしてください。

練習不足でも次につながる走りはできる

トレーニングで身に付く走力をお金に例えると、財布にお金をためていく時期はレース2週間前あたりで終了。ここまでにいくら貯金しようと決めて練習してきたはずです。ここからはそのお金をレース当日うまく使い切るための練習になります。もう増やすことは考えるべきではありません。

むしろ練習しすぎて財布が破けでもしたら、お金が落ちて減ってしまうこともあります。目標額に届いていないと自覚しているのでしたら、レースではそれなりの計画的な使い方をしてください。

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