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Rソックスでフル回転 頂点へ駆け抜けた上原・田沢

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2013/11/3 7:00
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短期決戦のプレーオフでは、一つのプレーが流れをガラリと変えてしまうことがある。米大リーグで今季頂点に立ったレッドソックスでは、ア・リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズと大事な局面で相手に行きそうな流れをせき止めたのが田沢純一(27)であり、流れを引き寄せたのが上原浩治(38)だった。

けん制決まり、大きな流れ引き寄せる

大きな流れが来たな、とワールドシリーズで感じさせたのは、第4戦の九回2死一塁、上原がけん制で一塁走者を刺し、試合を終えた場面だ。

打席には強打のベルトラン、そしてホリデーと続く好打順だった。2点差なのでカージナルスは一気にサヨナラ勝ちもあり得る。その好機が一瞬にしてついえると、全米屈指の熱狂を誇るカージナルスの本拠地がシュンと静まりかえった。

まだ23歳の一塁走者ウォンは夜更けに簡易投稿サイト「ツイッター」でつぶやいた。「カージナルスファンに言いたいのは"ごめんなさい"だけ。いつも全力でプレーしているのに」

上原は走者を刺しにいったわけではない。「同じリズムで投げていたから、テンポを変えようかと」入れたけん制球だったという。何気ない1球、思わぬ展開が優勝への流れを呼び込んだ。

上原に「ストライク・マシン」のあだ名

6月下旬、上原は「まさかやるとは思っていなかった」という抑え投手に指名された。9月中旬にかけて27試合連続無失点、37打者連続アウトを記録。プレーオフ前には、地区シリーズで戦うレイズのマドン監督に「一番の上原対策は自分たちがリードして登板機会を与えないこと」と言わしめるほどの守護神となった。

テレビ解説者らが付けたあだ名は「ストライク・マシン」。打者が迷うほど際どいストライクゾーンに自由自在にコントロールでき、しかも空振りをとれるから。メジャーでそれほどの"精密機械"になり得た原動力として、上原は「反骨心。対マスコミのね」と話す。

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