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「ミラクル」Rソックス、必然のWシリーズ制覇
スポーツライター 杉浦大介

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2013/11/2 7:00
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前年の地区最下位から一気に"世界一"へ――。米大リーグのワールドシリーズでカージナルスを下し、メジャー有数の名門球団レッドソックスの奇跡の快進撃は完結した。ア、ナ両リーグの最高勝率チーム同士のハイレベルな最終決戦を、レッドソックスが制した要因はどこにあったのか。そして、開幕前は低評価だったチームの勢いはどうやって生まれたのか。

101歳のフェンウェイ・パークでV決定

「(フェンウェイ・パークを)"ベースボールの聖地"と呼ぶ人に百パーセント同意する。特別なスタジアムだ。1918年を最後にこの球場でワールドシリーズ覇者になっていないのだから、僕たちはみんな今夜の試合の重要度は理解しているよ」

3勝2敗と王手をかけて迎えた10月30日の第6戦前、シェーン・ビクトリノは目を輝かせながらそう語った。

2004、07年にもワールドシリーズを制しているレッドソックスだが、その2度とも最終戦は敵地。今年で「101歳」を迎えたフェンウェイ・パークでの優勝決定となると、まだベーブ・ルースが投手だった時代まで遡らなければならない。

そんな歴史的背景も手伝ってか、第6戦のボストンは試合開始前からお祭りムード。選手たちも期待に応え、四回までに6点をリードする一方的な展開となった。中盤以降は"優勝のかかった試合"というよりも"一大パーティー"の趣となり、6-1の快勝でレッドソックスが8度目のシリーズ制覇を果たした。

打率6割8分8厘、オルティスMVP

長いシーズンの結末としてはあっけない感もあった。だが、4月のボストン・マラソン爆破テロ事件以降、全米が注目する「アメリカのチーム」となったレッドソックスの戴冠式としてはふさわしかったのだろう。試合後もほとんどのファンがスタジアムに残って表彰式を見守り、歴史的な夜を祝った。

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