2018年12月19日(水)

調整機能付きドライバー、手順に注意
クラブデザイナー 喜多和生

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2013/12/5 7:00
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人気のテーラーメードR1ソール。操作マニュアルでは円盤プレートの表示に合わせてフェース角が変わると説明しているが・・・

人気のテーラーメードR1ソール。操作マニュアルでは円盤プレートの表示に合わせてフェース角が変わると説明しているが・・・

弾道調整機能(通称「カチャカチャ」)付きドライバーで一番人気というと、テーラーメードのR1でしょう。常識破りの白いヘッドに加えて、ソールにも回転式の調整機能を備えるなど視覚に訴えるデザインも目を引きます。世界ランキングトップだったルーク・ドナルド(英国)がドライバーだけは契約外のR1を使っているのもプロの"お墨付き"のように理解されている側面もあります。

R1の複雑な機能使いこなせず

しかし、R1の複雑な調整機能を使いこなせずに相談にいらっしゃる方が結構多いのも事実です。その最大の理由はマニュアルに指示されている調整項目の順番にあります。

先日、ラウンド中に相談してきたBさん。「とにかくボールが上がってしまう。ランがまったく出ない」とのことです。拝見したところ、ロフトは13度くらいありそうです。ボールはフェアウエーに落ちると、グリーン上のようなピッチマークを作って、ころがってもせいぜい3ヤードくらい。これではストレスがたまります。

マニュアル通りの調整をしたR1。ロフトが13.5度もあると、ボールは高く上がるだけ

マニュアル通りの調整をしたR1。ロフトが13.5度もあると、ボールは高く上がるだけ

Bさんはボールを低く出すためにはロフトを立てると、マニュアル通りに「ロフト調整(ネックスリーブの入れ替え)→フェース角調整(ソールの回転プレート変更)→弾道調整(ねじ込みウエイト入れ替え)」の順番でいろいろな設定を試したが、うまくいかないと言います。

そこで、ラウンド前半が終わったところで、私が「フェース角調整→ロフト調整→弾道調整」の順番で設定を変えて差し上げました。後半のラウンドでは中弾道でナイスショットを打つBさんは「どうしてこんなにうまく調整できたのですか」と尋ねてきました。

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