2018年1月23日(火)

その起業、支えたい 日本で広がるか個人出資
米国発、ネットで仲介

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2013/10/26 7:00
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 米国で「クラウド(大衆)ファンディング」が拡大中だ。インターネットを通じ個人が幅広く資金を集める少額投資の仕組み。銀行など金融機関を介さず、個人同士が魅力的な案件に資金を融通する。投資に対しては商品やサービスで「対価」を渡すことも多く、「起業のゆりかご」としても機能している。

マシューさんは約8100ドルを集め、東京の滞在記を書籍化した

マシューさんは約8100ドルを集め、東京の滞在記を書籍化した

 米西海岸シアトルのマシュー・アムスター=バートンさん(38)は昨年、東京に家族で約1カ月滞在。その際の日本食との“遭遇”を「プリティ・グッド・ナンバーワン」という本にまとめ今年4月に出版した。

 出版費用を募ったのが「キックスターター」という起業家と個人を仲介する場を提供するサイト。ラーメンやたこ焼きがいかに素晴らしいかをアピール。賛同した約380人が8100ドル(約80万円)の資金を提供した。これで本の装丁や宣伝用ウェブサイトのデザイナーの報酬を賄い、予定通り出版にこぎ着けた。

■「資金以上の効果」

 資金提供者の輪は米国や日本だけでなく、オランダや英国にも及んだ。投資額に応じた見返りは電子書籍や、東京のお薦めレストランに関する直接アドバイスなど。一方、投資家が書籍通販サイトに好意的な書評を寄せてくれるなど、クラウドファンディングには「単なる資金以上に得るものがあった」とマシューさん。

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広がるクラウドファンディング

政府も起業・個人出資に着目




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