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正念場のザックジャパン 攻撃に行き詰まり感
サッカージャーナリスト 大住良之

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2013/10/18 7:00
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「ザックジャパン」が正念場を迎えている。

アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表は2010年10月にスタートし、アジアカップ優勝を含め11年の11月途中まで無敗。12年もワールドカップのアジア最終予選最初の5試合で4勝1分けと圧倒的な成績で事実上出場権を獲得してしまった。

欧州で2連敗、ゴールを挙げられず

しかし、13年はヨルダン戦の敗戦に始まり、6月から8月にかけては世界の強豪を相手にした戦いで大量失点での敗戦が続く。9月の親善試合で守備の立て直しができたと思ったものの、こんどは攻撃面で「行き詰まり感」が漂い始めている。

10月11日にノビサドでセルビアに0-2、15日にジョジナでベラルーシに0-1。2連敗しただけでなく、1ゴールも挙げることができず、チャンスの数自体、多くつくることができなかった。

11月に予定されている親善試合はいずれも欧州が舞台で、16日の相手はオランダと決まっており、19日はベルギーが濃厚。ともにワールドカップで優勝を狙うことも可能な実力派で、「アウェー4連戦で4連敗」という恐れも十分ある。ザッケローニ監督はこの状況をどう乗り越え、来年のワールドカップに向けてチームを立て直そうとしているのだろうか。

2試合とも同じ「ベストメンバー」で

ザッケローニ監督は、今回の2試合で全く同じ11人を先発させた。

GK川島永嗣(スタンダール)、DFは右から内田篤人(シャルケ)、吉田麻也(サウサンプトン)、今野泰幸(G大阪)、長友佑都(インテル・ミラノ)、MFは長谷部誠(ニュルンベルク)と遠藤保仁(G大阪)をボランチに置き、「2列目」には右から岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、そしてワントップに柿谷曜一朗(C大阪)。

日本中のファンからアンケートをとったら、おそらくこれと同じメンバーが並ぶのではないか。この11人が、多くの人が認める現時点の「ベストメンバー」であることは間違いない。

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