2019年3月27日(水)

インタビュー

フォローする

松山、新理論…レッドベターに聞くゴルフの未来

(1/5ページ)
2013/10/15 7:00
共有
印刷
その他

欧米のトッププロを指導、有村智恵や宮里美香も門下のアカデミーで学んだゴルフ界の大御所、デビッド・レッドベター氏が"新理論"をひっさげて4年ぶりに来日した。あくなき探求心でゴルフのフロンティアをいく名伯楽に、松山英樹ら日本選手の将来性など、ゴルフ界の展望を聞いた。(聞き手は編集委員 工藤憲雄)

スイング理論を進化させ続けるティーチングプロ、デビッド・レッドベター氏(茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブで)

スイング理論を進化させ続けるティーチングプロ、デビッド・レッドベター氏(茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブで)

――求めていたという新しい理論「Aスイング」とは?

私は40年以上、ゴルフスイングを教えている。大事なのはリピーティング(再現性)と、コンシステンシー(安定性)です。再現性の高い安定したスイングを、より簡単に理解できるスイングを求めてきた。日本では日刊、月刊の雑誌などでゴルフ記事があふれてアマチュアゴルファーは大混乱しています。

スイングには次の3つが重要です。

(1)正しいグリップ、おしりを少し突き出すセットアップ、ボールポジション、方向取り

(2)ピボット(体の回転運動)――どのように体が動くか、体が主体となって動く

(3)へそからの始動をイメージしクラブが腰、手首と一体化する

パワーは体から来るのであって、腕のスイングにパワーはありません。弓をひき放つのと、ゴルフで体をひねりながらためてパワーを生み出すのは同じこと。構えたときは両足均等に体重をかけ、バックスイングに入るとき徐々に右足のかかとに体重を移動させ、切り返しから左足の爪先に移す。ターンした後は左足のかかとに移動する。体重移動のイメージはキャットウオークです。「8の字」のイメージともいえます。ヒントは野球のバッティングの動きにありました。ただ体重移動しているのではなく、ピボットをいかにうまく使うか。おなかの前傾の角度も大事で、そこに柔軟性があればもっとよい。

スイングは手でなく、体全体で行うもの

スイングは手でなく、体全体で行うもの

ビデオで見てまねするときは、みんな同じ動きができるのに、クラブを持ったとたんに同じ動きができなくなる。なぜそういうことが起きるか。手で加減して体で覚えようとしないからです。

どうしたら正しいピボットができるか。それを考えたのが「Aスイング」なのです。

クラブの動きと体の動きがシンクロするようなスイングです。どのように振り上げたらいいバックスイングができるか。多くの人はインサイドに振り上げて、アウトインに下りてくる。オンプレーンに戻す人は少数で、それでスライスになる。

「Aスイング」ができると、いかに効率的にパワーを伝えられるか、体験できるようになる。従来の開いて振り上げて閉じるスイングだと再現性に乏しい。体の動きがバラバラだからです。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

共有
印刷
その他

ゴルフコラム

スコアアップヘ

電子版トップスポーツトップ

インタビュー 一覧

フォローする
「メジャーを勝てるように全部を成長させたい」と新垣

 1998~99年生まれで、女子ツアー人気をけん引する「黄金世代」。2017年夏のプロテストに一発合格した新垣比菜(20)は、昨年4月のサイバーエージェント(静岡・グランフィールズCC)を制し、同期で …続き (2/7)

「プラス思考で、マイナスなことは考えない」と畑岡

 2017年に米女子ゴルフツアーへと発進した「NASAロケット」。2年目の18年は出力を一気に上げ、賞金ランク5位(145万4261ドル)、世界ランク7位へとトップ10圏内に突入した。1月13日で20 …続き (1/7)

賞金王に輝いた要因について「パットが一番、急激に変わった」

 ツアーフル参戦から4シーズン目となった2018年、男子ゴルフの今平周吾(26)はプロ転向8年目で賞金王に上り詰めた。身長165センチは歴代最小。でっかいタイトルをつかんだ「小さなキング」に話を聞いた …続き (1/5)

ハイライト・スポーツ

会員権相場情報

[PR]