2019年6月18日(火)

理不尽CS、巨人が負けたら変わるのか

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2013/10/13 7:00
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今年のセ・リーグ3位は広島カープだ。16年ぶりのAクラスは素直にその功績をたたえたい。しかし、それとプレーオフ進出とは話が違うのだ。広島の苦節を重ねた16年間と、69勝72敗3分けのレギュラーシーズンを負け越したチームが日本シリーズへ駒を進められるという事態を、わけて考えなくてはならない。何のために長い期間ペナントレースを戦うのか理解に苦しむ。

借金3で「日本一」では権威なくなる

だいたい、セ・パそれぞれ6球団の中で3球団ずつがCSのようなプレーオフに進出できる制度に問題がある。12球団で6チームがプレーオフをする。これは甘すぎる。メジャーリーグは30球団あり その中の10チームのみがプレーオフを戦うのだ。

もし広島が日本シリーズを制したら、それはそれでまた「下克上」と話題になるのだろうが、問題は「プロ野球日本一」の権威だ。日本シリーズの権威がなくなる。

あくまで仮定の話だが、借金3のチームを「日本一」とするようなことをしていたら、プロ野球は自分で自分をおとしめることになる。日本シリーズとはあくまでリーグを代表して戦うものだ。それにふさわしい成績でなくてはならない。セ・リーグでいえば、12.5ゲームも差をつけられた2位の阪神タイガースにもその資格がない、と私は思う。

現行制度維持なら最低限のハードルを

もし現行の制度でいくなら、最低限のハードルは設けたい。優勝チームと5ゲーム差以内のチームならポストシーズン進出を認める。5ゲーム差を6ないし7ゲーム差にする妥協案はあるが、10ゲーム差は論外である。

もし、今年のような結果ならばその年はCSを行わないという制度なら、まだ納得できる。また、オールスター戦までを前期(ファーストステージ) 、それ以降を後期(セカンドステージ)とし、前期と後期の優勝者同士でプレーオフを行うのもシンプルでわかりやすい。

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