2019年6月20日(木)

理不尽CS、巨人が負けたら変わるのか

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2013/10/13 7:00
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海の向こう、メジャーリーグのプレーオフはナ・ア両リーグ、それぞれ東、中、西の3地区の優勝チーム(計6球団)と、3チーム同士では不都合だからワイルドカードという2位の中の最高勝率のチームをそれぞれ加え、4チームでリーグ優勝を決める。ある意味理にかなった制度である。そしてリーグ優勝チーム同士がワールドシリーズを戦うという、 とてもシンプルでわかりやすい仕組みになっている。

海外では優勝相当チームが有利に

ここで大事なことは、プレーオフに出てくるチームは地区優勝もしくはそれに準じるチームであることだ。また昨年から優勝に準じるワイルドカードのチームについては、上位2チーム同士による最終決定戦を行っている。これには優勝をしていないチームにハードルを設け、地区シリーズまでに疲弊させるというディスアドバンテージを課す意味合いがある。

野球界以外でもプレーオフ制度のあるプロスポーツは、バスケットボールのNBAのように優勝以外のチームが多数プレーオフに進出する競技もあるが、おおむね地区優勝に相当するチームが有利にプレーオフを行う。

アメリカンフットボールのNFLは近年地区を増やすことで地区優勝チームそのものを多くした。サッカーでは欧州チャンピオンズリーグに進出するチームは文字通り各国のチャンピオン。四大リーグからは複数チームが進出するが、勝率が高いチームのみが進出できる仕組みだ。

広島のAクラス、素直にたたえるが…

どこのリーグもいろいろと工夫を凝らしているのがわかる。そんな中、日本のプロ野球だけがリーグ内の半数のチームがプレーオフに進める制度になっている。しかも、レギュラーシーズンを勝ち越していなくても進出できるというのは、世界的には考えられない仕組みといえる。まるでバラエティーのクイズ番組で「最後の問題を答えられたら逆転優勝」みたいな軽いノリだ。

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