2019年6月16日(日)

理不尽CS、巨人が負けたら変わるのか

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2013/10/13 7:00
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プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズという1年のヤマ場を迎える。レギュラーシーズン大詰めのパ・リーグ、西武―ロッテの最終戦は2、3位を決める直接対決となり、大入り満員になるほど盛り上がった。

3位まで無条件、"安易"なCS制度

だが、その盛り上がりに素直に喜べない自分がいる。3位までが無条件にポストシーズンに進めるという現行制度の"安易さ"が、どうしても引っかかるのだ。

昨年のセ・リーグのCSを思い出してほしい。10.5ゲーム差をつけて優勝した巨人と2位中日とのファイナルステージで、中日が王手をかけた。あのまま中日が押し切って日本シリーズに進出していたら、どうなっていただろうと、いささか理不尽さを感じた。

感情論と現実論は違う。感情的には中日が勝利したときにはある種の爽快さがあったかもしれない。しかし、現実的には10ゲームも差をつけてセ・リーグを制したチームが日本シリーズに進出できないことに制度の不備を感じてしまうのだ。

勝率5割未満同士のシリーズありか?

可能性だけで言えば3位同士の日本シリーズがあるのだ。もっと掘り下げれば レギュラーシーズンで勝率5割を切ったチーム同士の日本シリーズもあり得るのだ。こんな制度を我々は支持していいのだろうか、という率直な疑問があるのだ。

2010年のロッテのようにリーグ3位から日本一になったチームも実際にある。しかし、下克上という言葉でかき消されているが、レギュラーシーズンの結果があまりに軽視されていて144試合をする意味すら考えさせられる。

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