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勝利のメンタリティー(山本昌邦)

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J1の2ステージ制 サッカーの価値高まるか

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2013/9/30 7:00
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サッカーのJリーグ1部(J1)は2015年シーズンから前期、後期の2ステージ制に変わる。それに伴い、最大5クラブが出場するプレーオフ制度も導入されるが、熱心なサポーターの理解と支持はあまり得られていないようだ。

ACL準決勝、地上波の生放送なし

来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を控えて盛り上がる日本代表とは対照的に停滞感漂うJリーグ。そんな現実をまざまざと思い知らされたのが9月25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦だった。Jリーグの柏レイソルと中国の広州恒大の一番を私はテレビ解説のため現場で見たが、この試合を地上波のライブで多くの人に見てもらえないのが本当に残念だった。

スコアは1―4で柏が敗れたが、実に中身の濃い試合だったのだ。内容的には日本代表のW杯アジア予選に勝るとも劣らない、アジアで最高水準のもの。しかし代表の青いユニホームを着て戦わない限り、日本では視聴率が取れないどころか地上波で放送すらされない。一般の方々の目に届かない。そのことが今の「日本代表以外」のメディア環境の厳しさを痛切に物語っているように思えた。

客足回復せず、苦渋の決断だったか

2ステージ制の導入が決まる前後、Jリーグの試合会場では翻意を促す横断幕がゴール裏で掲げられるようになった。熱心なサポーターほど、欧州の主要リーグがそうであるように、1シーズンの長丁場で優勝を決めてほしいと願っている、ということだろう。

今回の決定をしたリーグ側もホーム・アンド・アウェーの1シーズン制がリーグ優勝を決める理想形であることは認めている。分かっていながら2ステージ制に変更し、「スーパーステージ」と「チャンピオンシップ」の2本立てで構成されたプレーオフ制度を導入するのだから、これはもう苦渋の決断なのかもしれない。

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