2018年11月16日(金)

相場急落→回復で笑う投資家 リーマン5年の教訓
分散・継続がカギ

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2013/9/15 7:00
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 2008年9月15日に起きたリーマン・ショック。「100年に一度」の危機からの5年は、リスクを抑えながら投資を継続することの大切さを、改めて浮き彫りにした。

危機から半年後の09年初め。従業員の老後資金を運用する企業年金の多くは、株を買うか迷っていた。

■5年で元通りに

年金は通常、国内外の株や債券に分散投資している。株が急落して想定した資産配分の比率より下がれば、買い増して元に戻すのが原則。想定した比率にしていないと、その後のリターン(収益率)やリスク(変動率)の予定が狂うからだ。

「しかしこんなときに株を買っていいのか」

当時、ためらう年金に「暴落はたびたび起きるが経済はやがて回復する。今は淡々と、下がり過ぎた比率を元に戻しましょう」と説いたのは、格付投資情報センターで年金向け助言を担当する川村孝之フェロー。結果的にそれは正しかった。

グラフAはリーマン後の様々な資産の動き。多くは5年後の今、ほぼ当初の水準に戻った。恐怖から株の比率を戻さなかった一部の年金は、その後の回復局面で置いていかれた。

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危機は去ったか リーマン・ショック5年


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