2019年5月27日(月)

住宅ローン借り換え、「月額」変えず老後に優しく
ファイナンシャルプランナー 深田晶恵氏

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2013/9/13 7:00
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10年前に70歳で完済する35年間の住宅ローンを借り、現時点で残りは約2400万円です。老後の生活の負担にならないよう見直したいのですが、どんな選択肢がありますか。(埼玉県、男性、45歳)

金利が低いローンに借り換えれば、総返済額を減らせる可能性があります。目安としてローンの残りが1000万円以上、完済までの期間が10年以上、借り換えによる金利の低下幅が0.5%以上なら諸経費を差し引いても借り換えのメリットがあります。

ただし金融機関が提案する借り換えプランは完済までの期間は変えず、毎月返済額を減らすものがほとんど。金利が下がって総返済額が減るうえ、毎月の家計の負担も減るという2つの利点を強調しますが、老後に負担を残さないプランに修正する必要があります。

当初10年、固定金利2.5%で借りていた住宅ローンの残りが約2400万円ある場合で試算してみましょう。借り換えせずに再度10年固定を選ぶと、金利の割引が縮小されて固定3.5%に上昇します。このため毎月返済額は約11万9600円に膨らみ、70歳まで返済が続きます。

これを残りの返済期間を変えずに10年固定1.7%の他行のローンに借り換えれば、毎月返済額は約9万7800円に減りますが、完済は70歳ですから、老後の負担は残ります。

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