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20歳の新星・スピース、米ツアー年間王者も視野に
米ゴルフウイーク誌記者 ジム・マッケイブ

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2013/9/4 7:00
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ジョーダン・スピース(米国)。彼の名前は今や多くの人に知られるところとなったが、それでも、正当な評価を得ているかどうかは疑問だ。

将来有望な若い選手が出てきた――。一般的なゴルフファンの認識はその程度ではないか。しかし将来ではなく、「今」の段階でもうトッププレーヤーの仲間入りをしようとしているのが弱冠20歳のスピース。いや、すでにそれを果たした、という言うべきか。

プロ2年目、賞金300万ドル超え

米PGAツアーのプレーオフ第2戦、ドイツ銀行選手権で最終日(9月2日)に62をマークして4位タイに入ると、今季の獲得賞金が300万ドル(約3億円)を超えた。世界ランキングは前週の33位から28位へとさらに上がった。

プレーオフの順位を決めるフェデックスカップポイントでは10位。プレーオフの残り2戦の結果次第では、年間チャンピオンになることさえ可能な位置につけている。それが成し遂げられるとすれば、まさにシンデレラストーリー。彼は今季、なんと世界ランク810位からスタートを切ったのだから。

プロに転向したのは昨年12月。大学2年の途中で決意した。当初は、米ツアーへの出場資格を有していなかったため、スポンサーの推薦枠に頼る形でのツアー参戦という不安定な立場だった。

82年ぶり快挙、10代でツアー優勝

だが、さすがは全米ジュニア選手権を2度も制した(タイガー・ウッズ以来、史上2人目)逸材である。スポンサー枠での出場は本来、年7試合が上限だが、前年の賞金ランクで150位だった選手の賞金総額を上回ると無制限の推薦枠出場が可能となる。スピースは今季、わずか4試合に出場しただけでそのハードルをクリアし、「特別一時会員」となってしまったのだ。

その後、7月にわずかデビュー16戦目で初優勝。米ツアーメンバーとしての正式資格も得て、プレーオフへ出場する権利も獲得している。10代の選手がツアー優勝を果たしたのは、82年ぶりだった。

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