2019年5月24日(金)

20年で4000安打「僕の中では遅い」 イチロー会見

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2013/8/22付
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21日のブルージェイズ戦で日米通算4000安打を達成したヤンキースのイチローは試合後、日米のメディアに対してそれぞれ記者会見を行った。日本メディアとは47分間の長丁場。質問が途切れると「もうないですよ、こういう機会は」と促すほど。テレビカメラやスチールカメラが抜けた後は、どのような質問にも率直に答え、笑い声の絶えない和やかな会見となった。

8000回以上、悔しい思いをしている

――今の率直な気持ちは?

「千というキリのいい数字を4回重ねられたことは、それなりかな、と思う。それよりチームメートやファンがあんなふうに祝福してくれると全く思わなかった。記録が特別な瞬間をつくるのではなく、自分以外の誰かがつくってくれるのだと思った」

「(選手がベンチから祝福に出てきたとき)ちょっとやめてほしいと思った。うれしすぎて。僕のために試合を止めて時間をつくってくれた行為にただただ感激した」

――4000安打はピート・ローズとタイ・カッブしか達成していない。

「僕のは日米通算なので……。4000安打には、僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね」

記憶に残るのはうまくいかなかったこと

――ヒットを打つ大変さは?

「どの世界もそうですが、記憶に残るのはうまくいかなかったこと。そのストレスを抱えたなかで、瞬間的に喜びが訪れ、はかなく消える。それがプロの醍醐味でもあるんですけどね。アマチュアなら楽しくて、でもそれだけだと思う」

――その積み重ねが4000安打になった。

「4000打つには3999本必要なわけで、4000本目もそれ以外も同じくらい大切」

――フィールドに立つ前の準備を積み重ねてきた。そういう自分をどう思うか?

「当たり前のこと。そこにフォーカスがいくこと自体、それ(準備をしている人)があまりにもいないということでは?」

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