NISAで変わる株の節税 現行制度含め恩恵比較
「クロス取引」にも投資家関心

(1/4ページ)
2013/8/26 7:00
保存
共有
印刷
その他
 証券優遇税制が今年末で打ち切られ、来年から株式と株式投資信託の譲渡益にかかる税率が倍になる。デフレ脱却期待を背景に日本株が底堅く推移するなか、年内に保有株を売却して利益確定するのか、持ち続けるのか悩むところ。年末になって焦るより今から考えておこう。

■譲渡益、税率倍に

「軽減税率の廃止には早めに対応しましょう」。SMBC日興証券は税負担の試算を盛り込んだ資料を希望する個人顧客に配り始めた。来年以降、株式譲渡益課税はこれまでの10%(復興特別所得税込みで10.147%)から20%(同20.315%)になる予定だ(図A)

資料で投資家の関心を集めているのが「クロス取引」だ。保有株をいったん売却し、翌営業日の時間外取引で同じ株価で同じ株数を買い戻すのが一般的な条件。含み益がある場合、そのまま持ち続けるのに比べ節税効果が見込めるという。同社ソリューション企画部課長の植村繁氏は「秋から年末に掛けてさらに注目が集まるだろう」と予想する。SBI証券も7月から個人向けにクロス取引の取り扱いを始めた。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

NISAがわかる人気記事

変わる証券税制を読み解く

電子版トップ



[PR]