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ヤクルトの新人・小川、ライアン投法で最多勝狙う

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2013/8/20 7:00
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ヤクルトのドラフト2位の新人投手、小川泰弘(23)が7連勝をマークするなど現在、セ・リーグトップの12勝(3敗)を挙げている。創価大時代、米大リーグ(MLB)の奪三振王ノーラン・ライアン氏らが書いた「ピッチャーズ・バイブル」をヒントに身につけた独特なフォームが好成績の原因だ。

上原・松坂以来の新人10勝一番乗り

昨年12月、ヤクルトの新入団選手発表会で同投手が見せてくれたのは、足を高く上げる日本ではユニークな投球スタイル。それを見た時は「こんなフォームがプロで通用するのか」と思ってしまった。

しかし、先発投手不足のチーム事情で開幕5戦目の広島戦で先発すると、七回途中2失点(自責0)の好投で、プロ初登板初先発初勝利。新人投手の今季白星1号となった。続く2戦目の中日戦では六回1死まで無安打投球。途中2試合連続KOされることもあったが、立て直して6月22日には広島戦で今季の新人の中で最初の完封勝利をマークした。

7月13日の広島戦で10勝目。1999年の上原浩治(当時巨人)と松坂大輔(当時西武)以来の新人によるリーグ10勝一番乗りとなった。最近2試合は、あと1人で完封のところでブランコ(DeNA)に同点2ランを浴び、8月17日の阪神戦では7回1失点ながら味方の援護なしと、白星を逃している。それでも、防御率でセ・リーグ3位の2.55と安定した投球に、小川監督は全幅の信頼を寄せている。

大学3年で転機「何かを変えねば」

身長171センチ、80キロと投手としては小柄な方だが愛知・成章高時代には21世紀枠でセンバツに出場、1回戦の北海道・駒大岩見沢高に勝ち、創部103年目での甲子園初勝利の原動力となった。

創価大に進学後、2年でエースの座につき、東京新大学リーグでは春、秋とも最高殊勲選手に選ばれるなど、順調な野球人生だったが、転機となったのは3年生春のシーズン。初戦の東京国際大戦で好投しながら、0-1の完封負けを喫した。同じ相手に2回戦は救援で出て、サヨナラ負け。半ば常勝を期待されている大学だけに、「何かを変えなければ」と思ったそうだ。

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