2019年9月23日(月)

NISA口座開設、焦り禁物 商品や手数料見極め

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2013/8/11 7:00
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少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)の口座は、どの金融機関に開設すればよいか。運用益などが非課税になるため注目されるが、実は口座で扱う商品やサービスはまだ固まっていない。口座は一つの金融機関にしか開けないし、変更も難しい。あわてず運用方針や商品を検討してから選びたい。

「結婚や老後の資金を確保するため、若いうちから投資したい。NISA口座を作る証券会社も決めた」。アルバイトでためた200万円を元手に株式投資を始めた大学生のAさん(22)は、NISAの開始を心待ちにしている。だが「どんな運用をするかは決めていない」。金融機関の比較もしていないという。

■4年間は移設不可

10月の口座開設手続き開始を前に、金融機関は様々なキャンペーンを展開。既に取引のある顧客には申込書を送付したという証券会社もある。

だが、「キャンペーンにつられ、あわてて口座を開くのはやめるべきだ」とファイナンシャルプランナーの竹川美奈子氏は強調する。金融機関がNISA口座で扱う商品やサービスが未確定のためだ。

例えば、外国株式は野村証券やカブドットコム証券が「検討中」。手数料ではSMBC日興証券が投信の販売手数料を当初1年間無料にするなど、決めた会社がある一方で「ノーロード投信の取り扱いは未定」(大和証券)とするところもある。商品や手数料を比較せず口座をつくると、投資をするときに望む商品がなかったり、高い手数料がかかったりする恐れがある。

しかもNISA口座はいったん作ると、当初4年間は同じ金融機関を使わなければならない。「NISAでの運用スタイルを明確に決めてから、口座選びを考えよう」と竹川氏。どのくらいの金額を投資できるか、具体的に何を買うか考えた上で、手数料が安くて使いやすい金融機関を探すべきだという。

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