ビッグデータ生かせ、大和ハウスが挑む中古価格透明化
[有料会員限定]
大和ハウス工業が中古マンションのネット販売に乗り出した。これまで「住宅業界にとってネット販売は大きな課題」(大手住宅会社)。特に中古の場合、物件ごとに細かく条件が異なり、ネットになじみにくい面があった。そこに切り込んだ大和ハウスは、不動産鑑定のプロ集団、東京カンテイ(東京・品川)と組み、専門会社の大和ホームズオンライン(東京・千代田)を立ち上げた。新規事業の名称は「住まいのバトン」。「膨大なデータを活用し、価格の正確さや透明性を確保する」(大和ホームズの安光哲夫取締役)ことで、中古マンションのバトンの橋渡し役を担う。...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り3240文字