「ソチで金を」 モロゾフ氏、高橋に懸ける思い熱く

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2013/8/6 7:00
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ニコライ・モロゾフ氏(37)。フィギュアスケートファンならずとも、このコーチの名を知る日本人は少なくないだろう。

バンクーバー五輪のフィギュア女子フリー前日の公式練習で調整する安藤美姫を指導するモロゾフ・コーチ(10年2月)

バンクーバー五輪のフィギュア女子フリー前日の公式練習で調整する安藤美姫を指導するモロゾフ・コーチ(10年2月)

2006年トリノ五輪、教え子の荒川静香が日本フィギュア史上初の金メダルを獲得したことで知名度を上げ、安藤美姫(新横浜プリンスク)をコーチして2度の世界女王に導いた。一方、08年には当時日本男子のトップ2だった高橋大輔と織田信成(ともに関大大学院)を同時に指導しようとして失敗。ここ8年間、良くも悪くも日本のフィギュア界に影響を与え続けてきたロシア人コーチだ。

12年春から再び高橋のコーチに

08年春、モロゾフ氏が織田もコーチすると知ると、05年春から指導を受けていた高橋は「僕は自分だけを見てほしいから」と、自らたもとを分かった。それから4年……。同氏は今、再び高橋を教えている。

08年以降、指導したのは織田、安藤にとどまらない。村主章枝、村上大介、キャシー・リード、クリス・リード組など日本勢のほか、グランプリ(GP)シリーズに出場する米国、ロシア、グルジア選手らも抱えた。手が回るはずはなく、指導が中途半端に終わってしまう選手も多かった。

日本の関係者だけでなく、フィギュア界にはモロゾフ氏をよく思わない人がいる。高橋は同氏との活動再開から1年後の13年世界選手権で6位。前年の2位から成績を落としたから、同氏への評価はなおさら辛口になった。しかし、本人は意に介さない。

「まだ1年だ。GPファイナルは初優勝した。いい試合もあったし、いいシーズンだった。時には良くない結果があった方がいいんだ。昨季がいい形で終わっていたら、今年のスタートは難しかったと思う」

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