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夏のランニング、暑さでバテないための一工夫
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2013/7/25 7:00
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私は1日に午前・午後の2回ランニング指導をすることが珍しくありません。夏の時期でも紫外線対策を施していると、指導後に一旦シャワーを浴びただけで皮膚の火照りが取り除かれ、変なグッタリ感が残りにくくなります。

路面も熱くない早朝がベスト

練習の時間帯は酷暑の真昼を避けて、早朝または日没後が望ましいです。ただ日没後でも舗装された道は熱が残っているので、走っていて体が熱せられやすくなっています。自分がまるで石焼きビビンバや石焼きイモのような状態だなと感じることもあります。

路面を触るとじわじわと熱が伝わってきます。コンクリートや石のような物質は熱をため込んで冷めにくく、近づく物体を芯まで温めてしまうのでしょう。そんな上を走り続けていたら、体にはどんどん熱がこもってしまいます。

運動することで体内から出る熱を発散できないばかりか、さらに外から熱を受けることに。血液の粘度も増してドロドロ状態になるため、筋肉の伸縮スピードが衰えて動きが緩慢になってしまいます。

夏のトレーニングは、できれば早朝。まだ日が高く昇っていない時間帯に、舗装路ではなく土など未舗装の道を選べば、心地よく走れるはずです。

走る距離を小分けにする方法も

私が指導するクラブでは、暑い時期のメーン練習には木陰でウッドチップを敷き詰めたクロスカントリーコースを使います。そしてクールダウン時には競技場フィールド内の芝生の上で素足になることもあります。路面が草や土だと照り返ってくる熱が少ないので、たとえ晴れていても爽やかな風を感じて走れます。

1日に走る距離やペースなど、練習メニューの組み立て方を工夫することで、暑さの影響を抑えることもできます。図Aのメニュー例のように、距離を短く区切ったり、練習時間帯を早朝と日没後に分けたりするのも有効な方法です。

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